出版社内容情報
ビジネス数学が初歩から分かると好評のテキストを大幅改訂。「統計と確率」部分をボリュームアップし、Excelの使い方も最新版に改めた。大学での使用を考慮し、練習問題も追加した入門書の決定版。
内容説明
「数学」や「数学的な考え方」（論理的思考）は現代のビジネスピープルにとって常識といえます。金融・証券関係はもちろん、数学的なものの考え方をしっかり身に付けておかなければ、これからのグローバル化したビジネス世界では通用しません。本書は実務で使う数学を「基礎編」「応用編」に分けて明快に解説。今回の改訂では基礎編を大幅にリニューアルしました。ビジネススクールやファイナンス講座のテキストとして最適です。
目次
基礎編（基本的な数と記号についての復習；基本的な式の計算についての復習；論理的な考え方；関数と微積分；行列と行列式；統計と確率）
応用編（金利と時間の数学；収益と収益率；リスクとリターン；資本市場モデル；債券と金利の数学；デリバティブの基礎；企業分析と企業価値；設備投資の数学；マーケティングの数学；経済学の新しい数学―ゲノムの理論）
著者等紹介
岸本光永［キシモトコウエイ］
１９４３年、神奈川県生まれ。ソニー、コスモ証券、日本金融システム研究所社長、Ｅ＆Ｙコンサルティング顧問を経て、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授、ファイナンシャル・アナリスト。専門はコーポレート・ファイナンス、アントレプレナー・ファイナンス、ミクロ経済学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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KAZOO
86
金融・証券のための数学とあるように、主にファイナンスがご専門の方が書かれたようでその分野でよく使用される数学の領域について解説してくれています。基礎編と応用編に分かれていますが、私自身としては応用編だけをもう少し膨らませて書いてほしい気がしました。とくに最近注目を浴びている、マーケティングの数学やゲームの理論の部分です。2015/12/17
MM
2
「基礎編」は高校までの数学の復習プラスアルファ。「応用編」はいわゆるファイナンスでやるような内容。共分散の計算とかだいぶ忘れてきたので、一読はしたけど手を動かさないと思い出せないな。2014/10/05
まつまる
1
これで前期のテストを乗り切れた。ファイナンスを勉強したい、でも数学が不安という人に最適。…でも統計学だけは、初心者向けの別の本でガッツリ勉強した方がいいかも。
