内容説明
本書は、「個人情報を含む情報を守ること」を“個人情報セキュリティ”ととらえ、社会人として知らなかったでは許されない、“個人情報セキュリティ”対策の知識をコンパクトにまとめたものです。個人情報をはじめとした「情報」がどのような重みを持ち、どう取り扱い、悪意ある攻撃からどう守るかをできるだけわかりやすく紹介。
目次
第1章 なぜ“個人情報セキュリティ”が必要なのか(“個人情報セキュリティ”とは何か;なぜ、「情報」が大切なのか ほか)
第2章 “個人情報セキュリティ”守らなければならないルール(情報セキュリティの基本;大事なもの(情報)か区別する ほか)
第3章 どのように情報は漏洩するのか(ほとんどの場合は「うっかりミス」で漏れる;悪意ある攻撃とは ほか)
第4章 情報セキュリティとはCIA(CIAで「情報」を守る;C:Confidentiality(機密性)とは ほか)
Appendix セキュリティ対策のシステム化―PDCA
著者等紹介
岡村久道[オカムラヒサミチ]
弁護士(英知法律事務所)。1958年生まれ。京都大学法学部卒業、1986年弁護士登録。国立情報学研究所客員教授、神戸大学法科大学院講師、近畿大学法科大学院講師、奈良先端科学技術大学院大学講師。経済産業省や総務省などの委員を歴任
鈴木正朝[スズキマサトモ]
新潟大学大学院教授。1962年生まれ。中央大学法学部卒業、中央大学大学院法学研究科博士前期課程修了。修士(法学)。社団法人情報サービス産業協会調査企画部調査役、プライバシーマーク審査会審査業務部プライバシーマーク付与担当者兼務を経て、2001年ニフティ入社。ニフティ・情報セキュリティ推進室課長などを経て、2005年10月より現職。情報ネットワーク法学会理事、経済産業省などの委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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