出版社内容情報
著者略歴 :1948年長野県生まれ。中央大学卒。川喜田研究所入所。主任研究員を経て91年情報工房設立。その後、認知科学研究所取締役、化学技術広報財団宇宙プロジェクト客員研究員等を歴任。電子マニュアル「ソフトナビゲーター1,2,3」等を制作
情報投資をしたのに成果が出ない--こうした会社の悩みにこたえるのが本書。現場で収集した生情報の絞り方を指南する。情報を生産材ととらえ、エクセルを使った情報の管理・活用技術を教える。
第1章 情報を絞るとどうなるか
第1節 複数の意見を短くまとめられる
情報選択の問題意識/情報をピックアップする/似た情報を集める/集めた情報を統合する
第2節 関係者全員で評価出せる
情報をまとめる/全体像を把握する/全体像を評価する
第3節 効果的な次の一手が打てる
衆知を集める/激変する企業環境/暗黙知を総動員
第4節 情報を絞る技術の全体像
第2章 情報の集め方
第1節 公私混合のメモ
公私混合のすすめ/メモ書きの実際/メモを整理する/情報集めのポイント/
取材練習のすすめ
第2節 エクセルへの入力
外部データのインポート/個人メモの入力/取材メモの入力/エクセルのフィルタ機能
第3節 グループでの情報収集
個性を結集する/取材コードを設定する/収集情報の共有/収集情報の活用
第4節 資料からの情報収集
情報選択の問題意識/問題意識の形成/情報の収集/情報の整理・保存
第5節 ネットからの情報収集
情報収集の手間/ネット情報の種類と収集/ネット情報の保存と活用
第3章 情報の絞り方
第1節 「イメージ」の受け渡し
幼児から母親へ/患者から医者へ/歌に託して/報告・連絡・相談の場面で/役割に徹する
第2節 思いを引き出す「04」ステップ
話し言葉の実態/思いの要素を引き出す/思いを一文にする/意味の構造モデル
第3節 「04」ステップの実践応用編
「思い」から一文に/活字やネットからの情報を一文に/二つの文の一文にする/
多くの文を一文にする
第4章 情報の活用
第1節 エクセル画面での検索・抽出
収集情報の扱い方/基本的な情報の抽出・絞込み/営業/業務日報/コードによる絞込み/
キーワードによる絞込み
第2節 定性分析図解法
材料集め/材料の配置/グルーピングと見出し文/キャッチと関係線/解釈文と次への展開
第3節 エクセル図形描画操作法
準備作業/グルーピング作業/仕上げ
内容説明
企業の情報力を鍛える。
目次
第1章 IT化したのに儲からない!
第2章 文字情報を活用しよう
第3章 「04ステップ」で日本語を磨く
第4章 エクセル第1段活用:情報の集め方
第5章 エクセル第2段活用:情報の抽出と絞り方
第6章 エクセル第3段活用:情報の図解
第7章 「エクセル3段活用法」の応用
著者等紹介
山浦晴男[ヤマウラハルオ]
有限会社情報工房代表取締役。1948年、長野県生まれ。中央大学卒業。1971年、株式会社川喜田研究所入社。同研究所主任研究員を経て、1991年有限会社情報工房設立。川喜田研究所では20年間、大手企業、自治体をはじめ多くの組織への「KJ法」の普及と研究に従事。現在、情報工房として、自ら開発した「コスモス法」の普及をしつつ、個人・組織・地域の意思決定支援、人材育成、コンピュータ・ユーザー支援の業務を行っている。著書に『ビジネスマンのための/自分の考えを深める技術』(PHP研究所)などがある
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