出版社内容情報
今後インフレが予想され、投資をしなければ資産が目減りする。ただ、投資をする時間もない。そういう環境が予測される中で、いま、「ラップ口座」が注目されている。
ラップ口座(投資一任契約)とは、金融機関が顧客の立場にたって資産を請け負い、資産運用などを行う契約のこと。一気に大きな額の運用を任されることもあり、各金融機関が導入に積極的になっている。
本書ではその概要を、初歩から解説。機関投資家に倣う点や、米国で広まる背景などを学ぶ。類書はなく、初の入門書となる。
具体的なイメージを持たせるため、実例はコラムなどを多用して解説する。
内容説明
市場がますます拡大する「投資一任契約」について基本から紹介!「ゴールベース資産管理」に最適なアプローチ。証券業から「資産コンサルティング業」へ!機関投資家の運用の基本がわかる1冊。
目次
第1章 ラップって何?
第2章 資産運用の基本
第3章 機関投資家はどうやって運用しているか
第4章 ラップの成り立ち
第5章 ゴールベース資産管理と投資一任
第6章 米国でいま起きていること、日本で今後起きそうなこと