デジタル円―日銀が暗号通貨を発行する日

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デジタル円―日銀が暗号通貨を発行する日

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  • サイズ 46判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532358570
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日銀がデジタル通貨を発行し、
デジタル人民元に対抗する具体的方策を提示!

リブラ構想は主要国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)への取り組みを加速しました。
2020年には中国やスウェーデンが試験的導入に踏み切るとみられるほか、ユーロ圏でも具体的なイメージが明らかになるなど、調査研究の段階から実践の段階へいよいよ踏み出すことになります。

CBDCの導入は、銀行券の代替やキャッシュレスの促進に止まらず、金融サービスと非金融の消費者サービスとの融合や、それらに対する異業種からの参入を通じて、金融システムを根底から変える可能性があるほか、金融監督や金融政策にも大きな変化を迫ることになるでしょう。

本書は、このようなCBDCの導入の背景やねらい、主要国の動きや導入されるCBDCのイメージを解説。日本(日銀)を念頭に置きながら、CBDCの円滑な導入と既存の金融システムからの移行に必要となる条件や想定されるスキーム、導入の戦略、結果として生ずる金融サービスや政策に対するメリットと課題を明らかにすることで、日銀によるデジタル円導入実現に向けた議論を啓発します。

内容説明

新たなマネー覇権を巡る争いはもう始まっている!デジタル通貨の実証実験を始めた中国、スウェーデン、導入の議論を加速させるユーロ圏、英国。先行する各国の取り組みを紹介し、日銀によるデジタル円発行のメリットと課題を明らかにする。

目次

第1章 リブラの衝撃と金融当局の対応
第2章 主要国の中央銀行によるデジタル通貨の取り組み―中国
第3章 主要国の中央銀行による取り組み―欧州・その1
第4章 主要国の中央銀行による取り組み―欧州・その2
第5章 中央銀行によるデジタル通貨発行の基本発想
第6章 中央銀行がデジタル通貨の発行に関わることの蓋然性
第7章 二段階アプローチによる中央銀行デジタル通貨の導入
第8章 経済政策に対する影響
第9章 日本にとっての中央銀行デジタル通貨の意義

著者等紹介

井上哲也[イノウエテツヤ]
野村総合研究所主席研究員。1985年東京大学経済学部卒、92年米イェール大学経済学大学院修士修了。85年に日本銀行に入行、2008年に野村総合研究所に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

se1uch1

47
主要国のデジタル通貨への取り組みの意図を理解することができた。欧州は対GAFA、中国は対BAT、米国はやや中間。日本はどうか?情報を付することで今まで情報を持つことができなかった人がデータをもつことができる可能性があり、データリテラシーは今後も重要なスキルになりそう。金融への影響についても勉強になった。デジタル取付の脅威がそこまでないとの主張の背景は、リーマンの時も資金の逃避の大部分が個人ではなく金融機関同士であり、そこは既にデジタル化されているとのこと。確かにと思う一方、個人を無視してよいかは不明2021/08/21

Mc6ρ助

9
頭の固くなってしまった爺さまにはハードルの高さが半端ではないが、現在の金融制度に徐々にデジタル中央銀行券を導入することで、ストレスなくデジタル化を図ることは可能なようだ。リブラが一方の雄であるならば、GAFAから給料を貰うというマルクス・ガブリエルさんの冗談のカウンター・プランは、納税はデジタル貨幣の情報提供、国民は対価としてベーシック・インカム(どこかの誰かの7万円なんてケチなことはいわずにドーンと・・)を得るなんて世界、夢想ではないかもしれない・・・。無理かな・・。2020/11/06

紫の煙

7
給料は口座に振り込まれ、買い物の支払いはカードで行う生活をしていれば、円がデジタルになっても、何も違和感はない。この本に書かれている経済学の理論は分からないが、投資対象になっている暗号通貨などより、よほどリアリティを感じる。2020/12/09

aun

2
単にCBDCを発行するだけで金利の下限がなくなるとの認識を改めてくれた。今本当に熱いトピックだと思うので今後も動向を注視したい。2020/11/24

huryoryon1108

1
卒論のために読みました。勉強になりました。 著者は割と自明のことのように途中の説明を飛ばすことが多々あり、知識不足の私には少し難解でしたが、なんとか読み切りました。2022/02/02

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