出版社内容情報
すきま時間か?かたまり時間か
時給を上げる前に、時間価値の最適化を目指せ! 気鋭の経営コンサルタントが消費行動、企業のあり方、個人の働き方まで、「時間」と「いま」の関係を鋭く読み解いた一冊!
人々の時間へのニーズを、時短術などの「時間効率化」と創造的で豊かな時間を過ごす「時間快適化」という2軸で読み解き、企業も、個人も、「時間価値」を追求するほど有利となる新しい時代を「時間資本主義」という切り口で鮮やかに分析した著者の『時間資本主義の到来』を加筆修正した新版。
ダイナミックプライシングの解説や最新事例を増補し、より幅広い読者に向けてわかりやすく書き直した。
人々の時間へのニーズは深まる一方で、ビジネスパーソンの時間の使い道は多様化し、個々人の生産性や時間価値に差が開きつつある。
10分の移動時間や待ち時間というすきま時間を活用する人もいれば、長距離の通勤時間を使って本格的に副業をする人もいる。
ダイナミックプライシングや時間で価格に差をつけるサービスも次々と登場するなか、「時間価値」から今後のビジネスを考えることが必須の時代となった今、本書も、あらゆるビジネスパーソンに必読の教科書としてバージョンアップで再登場。
内容説明
すきま時間を買う人・売る人、ダイナミック・プライシング、サブスクリプション―。ほんのわずかな時間の使い方で、人生の満足度に大きな差がつく。それが時間資本主義の時代。気鋭のコンサルタントが消費行動、企業のあり方、働き方まで「時間価値」と「空間」の関係を鋭く読み解く一冊!
目次
第1章 なぜ、時間の価値が変わってきたのか―時空のアルバンドリング化現象
第2章 時間価値の経済学
第3章 時給よりも時間価値の最大化を目指せ―時空のリ・バンドリング競争始まる
第4章 時間価値ビジネスの三要素―選択・移動・交感
第5章 時間価値の高い人、低い人―公私混同は時間価値を高めるカギ
第6章 時間価値の高い人が集まる街に仕事も集まる―逆ドーナツ化する街の風景
第7章 思い出の総和が深遠な社会へ
著者等紹介
松岡真宏[マツオカマサヒロ]
フロンティア・マネジメント代表取締役。東京大学経済学部卒業後、野村総合研究所やUBS証券などで流通・消費部門の証券アナリストとして活動。2003年に産業再生機構に入社した後、カネボウやダイエーの取締役に就任した再生計画実行に携わる。2007年にフロンティア・マネジメント株式会社を設立し、共同代表に就任。2018年同社は東証マザーズに上場を果たす。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hk
Roy。
66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)
しばにゃん
ねこ