出版社内容情報
「うちは大丈夫」が、一番危ない!
年間130万人以上が死亡する史上空前の多死社会が到来。関係する親族を考慮すると、誰もが相続に直面する時代になったと言えます。また、2018年7月に相続にかかわる民法が40年ぶりに改正され、遺産分割や遺言に関する法令が大きく変わりました。相続に対する関心は、非常に高まっています。
「財産が少ないから、うちは関係ない」――こう思っている人ほど相続でもめるもの。本書は、マンガを駆使して、遺産分割の落とし穴、相続税の罠などありがちな相続トラブルを明らかにし、その解決方法を解説するもの。身近な家族関係のトラブルをマンガで描くことによって、相続の基本や注意すべきポイントを理解しやすくしています。民法改正の内容も盛り込んでいます。
内容説明
「うちは大丈夫」が、一番危ない!6つの物語に潜む、本当に怖い落とし穴。相続法大改正も解説。税金よりも大事なものに焦点をあてて、人間くさい税理士(残念な税理士)が相談者に寄り添って相続問題を解決していく様子を描いた。
目次
1 遺産分割―よくある残念な勘違い
2 遺産分割―「大した財産はないからもめない」が一番危ない
3 相続税―その節税策、大丈夫ですか?
4 生前贈与―節税策に隠された罠
5 遺言―遺言があるから問題ない?
6 税務署はどこまでも追ってくる!
著者等紹介
内藤克[ナイトウカツミ]
税理士法人アーク&パートナーズ代表・税理士。1962年、新潟県生まれ。85年、中央大学商学部卒業、90年、税理士登録。95年、税理士事務所開業、2010年、税理士法人アーク&パートナーズ設立。現在、司法書士、社会保険労務士、弁護士などの専門家と同族会社の事業承継中心にコンサルティングを行う。東京税理士会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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