出版社内容情報
エドガー・アラン・ポーを師に「統計探偵」が真実に迫る!
統計データが浮かび上がらせる日本社会のナゾと不思議。統計データは人々の認識のズレや固定観念の落とし穴も明らかにする。
日本の女性はなぜ、どんどんキレイになっているのか? 貧しい時代の代名詞、「エンゲル係数」はなぜいま上昇? 「日本階級社会化」説はなぜ間違いなのか?――などなど、統計探偵が日本社会の変化を統計データをもとに明らかにする。
統計リテラシーがグッと上がる21のエピソード。思いがけない日本社会の本当の姿が浮かび上がってくる知的エンターテインメント。
内容説明
統計探偵が解く日本社会のミステリー。統計データが示す人々の認識のズレや固定観念の落とし穴。
目次
1 未発見データが告げる意外な真実(男子の草食化が、突然、進み始めたのはなぜ?;日本の女子高生が世界一楽しそうな理由;県民「のんき度」ランキング、トップ沖縄、最下位福島はなぜ?)
2 ネット社会だからこその新事態(日本の通信料は特に高くはないのに、日本の通信費が世界一高いのは?;セールスマンの死:営業マン激減のナゾ;東京一極集中なのに、なぜ日本人は移動しなくなったのか?;日本の地域の格差は縮小している)
3 徹底したデータチェックで見えてきた日本の不思議(日本の女性はなぜ、どんどんキレイになっているのか?;男が太り、女が痩せるのは日本だけ?;貧しい時代の代名詞、「エンゲル係数」がなぜいま上昇?;「西日本」が「東日本」よりも出産・子育てに積極的なナゾ;なぜ金沢が和菓子・洋菓子ともに一番の消費都市なのか?)
4 人類未踏の福祉社会を喜んでばかりいていいのか?(世界一の高齢化率が引き起こす意外な事態;日本人は「ITに不慣れ、現金依存、人助けしない」のウソ;日本人はいつから貯蓄しなくなったのか?;管理職は専門職よりも精神状態が良いという不思議;「85歳でも1割の人が働いている!」のなぜ?)
5 さらば、「不安」症候群(日本の治安は世界最高レベルなのに、なぜ、実感できないのか?;日本が「階級社会になった」説はなぜ誤りなのか?;長時間労働は減っているのに、過労死が注目されるのはなぜ?;日本の医療コストはなぜ、意外にも安いのか?)
著者等紹介
本川裕[ホンカワユタカ]
統計データ分析家。1951年生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。国民経済研究協会常務理事研究部長、立教大学兼任講師を経て、アルファ社会科学(株)主席研究員。ネット上の統計グラフ・サイト「社会実情データ図録」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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