出版社内容情報
AI、フィンテック、ブロックチェーン――リストラが進み、身軽になった今だからこそ、銀行員にしかできないことでアピールしよう!
目次
第1章 デジタル革命で変わる業務
第2章 ほぼ10年ごとにやってくる金融への逆風―基本は住宅価格
第3章 ヒントはお客様の声にある!
第4章 本当のリストラはこれからだ!
第5章 新規参入と電子マネー
第6章 復権のヒント
第7章 銀行員の逆襲
著者等紹介
岡内幸策[オカウチコウサク]
(株)ディー・ディー・マイスター代表取締役。1956年生まれ。神戸大学法学部卒。富士銀行を経て、不動産証券化・REITの資産評価、担保資産等の価値評価、コンサルティングを行う(株)ディー・ディー・マイスターを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
97
2年前に「銀行員大失職」という本を書かれた筆者が今度はこのような題名で銀行員を元気づけようとしています。最近地方銀行では若手行員が辞めて地方公務員などに鞍替えしているという情報をよく聞きます。ここに書かれていることはいくらIT化やAIということが出てきても銀行員の本来的な仕事というのはかなりあってそれを掘り起こしていくことが重要であるといっています。2019/03/05
tetsubun1000mg
5
銀行員が主役の小説のつもりで選んだ本でした。 実際には、現在の日本の銀行の実情と問題点を鋭く突いた研究書です。 最近のニュースで大銀行のリストラや、地方銀行の合併が報道される理由が少しずつ分かってきます。 「逆襲」とは、銀行員が持っている能力と技能を生かして、新しい分野、会社で活躍して欲しいとの気持ちが伝わってきます。 現在の転換期にある銀行で、今後の身の処し方の参考になるようにという、まさに銀行員に読んで欲しくて書かれたような気がしました。 2019/03/31
Takateru Imazu
4
銀行員の逆襲 2019/2/23 著:岡内 幸策 大幅な金融機関の減少は、すべての国民が望んでいない。未登録の業者等が現れ、善良な国民に被害を与えるのも理不尽である。ただ、旧態依然としたままでは金融機関としての役割は担えなくなっており、現状からの脱皮が不可欠である。新たな環境に対応するためにも、官民ともに発想の転換が必要である。それを遂行するためにも、金融機関の社員個々が能動的でなければならない。 本書の構成は以下の7章から成る。 ①デジタル革命で変わる業務 ②ほぼ10年ごとにや2019/03/10
ざっくば
2
普段チコちゃんに叱られるレベルでボーッと生きてるので、この本の「ボーッと過ごしてきたわけじゃないだろう!」という帯につい手を出してしまった。ただ帯と本文ほぼ関係なかった(あるある)。金融を取り巻く環境を羅列、飲み屋で管巻いてる人の話をずっと聞いてるような本、かな。同じ話題が頻出するし、タイトルから期待した逆襲では無かった。バブル崩壊からこれまでの金融ビッグニュースや最近のトレンドを知るには良い本。2019/07/20
真名
1
それほど目新しい情報はなかった気もするが、昭和以降の日本の金融史を追うなかで、公的資金の注入後に銀行員の給与が低くなったという記述が印象に残った(池井戸作品とかで銀行員がエリート扱いされていることに違和感があったが、この本で昔は良い職場とされていた理由を垣間見れた)。転職の勧め、今の職場でどう力を発揮するかの啓発が多かった。2019/05/28
-
- 和書
- 中国の自然と社会