内容説明
政策混迷が招いた熱狂・転落・苦闘。経済白書でバブル崩壊を分析、未曾有の事態に向き合い続けたエコノミストによる同時代史と次代への教訓。
目次
第1部 バブルの崩壊と失われた20年の始まり―1989年~90年代前半(バブルの生成とその背景;バブルの崩壊とバランスシート調整問題の発生;繰り返された財政刺激と金融政策の方向転換)
第2部 金融危機とデフレの発生―1990年代後半(アジア通貨危機と金融危機;デフレの発生と金融政策;挫折した構造改革への挑戦)
第3部 小泉構造改革と不良債権処理―2000年代前半(小泉構造改革とは何だったのか;不良債権処理の進展と構造改革の進展;デフレの継続と量的金融緩和)
第4部 民主党政権の誕生とリーマン・ショック―2000年代後半から10年代初め(政権交代前夜;政権交代と動き出した民主党政権;リーマン・ショックの後遺症と東日本大震災下での経済政策運営)
第5部 アベノミクスの展開―2012年末以降(安倍政権の誕生と三本の矢;異次元金融緩和の展開とその限界;これからの経済的諸課題)
平成経済から何を学ぶか
著者等紹介
小峰隆夫[コミネタカオ]
大正大学地域創生学部教授、日本経済研究センター研究顧問。1947年埼玉県生まれ。1969年東京大学経済学部卒。同年経済企画庁入庁、経済企画庁長官秘書官、日本経済研究センター主任研究員、経済企画庁調整局国際経済第一課長、調査局内国調査第一課長、国土庁審議官、経済企画庁審議官、経済研究所長、物価局長、調査局長、法政大学教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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