グローバル通貨投資―新興国の魅力・リスクと先進国通貨

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532356767
  • NDC分類 338.92
  • Cコード C3033

内容説明

マーケットに「常識」は存在しない!中国、ロシア、ブラジル、インド、メキシコ、インドネシア…主要新興国の経済・通貨の特徴と先進国を含む為替の見方を第一線のプロが解説。

目次

第1章 変化する先進国と新興国の関係(新興国経済の見取り図―BRICsの世界経済におけるプレゼンス;先進国vs新興国―過去数年間は攻守交代 ほか)
第2章 重要な事柄―新興国が直面する課題(中国―真の実力が問われる時;インド―覚醒する巨象 ほか)
第3章 新時代の新興国通貨投資戦略(為替相場のファンダメンタルズ分析;先進国通貨と新興国通貨―同じことと違うこと ほか)
新興国経済・通貨の現状と展望―まとめに代えて(経済;通貨)

著者等紹介

棚瀬順哉[タナセジュンヤ]
JPモルガン・チェース銀行市場調査本部為替調査部長、エグゼクティブディレクター、チーフFXストラテジスト兼チーフEMストラテジスト。1974年生まれ。1997年早稲田大学商学部卒業。1999年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了後、チェース・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)入行。為替資金本部、FXリサーチチーム、プロプライエタリー・トレーダーなどを経て、2003年4月FXストラテジストに就任。2010年7月チーフFXストラテジスト。2013年6月チーフFXストラテジスト兼チーフEMストラテジスト。2015年6月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jack Amano

3
2015年に出版された本なので(中の資料などは2014年くらいまで)なので、ここで主張されていることの細かい点については、現在の資料を見て確認する必要もあるし、国際情勢なども異なるので、ここに書かれていることをそのまま今にあてはめるのは危険です。ただ、著者の棚瀬氏が、ここに記載されている情報を踏まえてどう判断しているのか、通貨の動きを分析する上で何に着目すべきか、とか、どのように見るべき、といった考え方の部分は参考になるかと思います。2024/05/30

nicokiyo

2
新興国の高金利に興味があり読みましたが、簡単ではないですね2021/02/13

LvzaB

1
主に新興国の通貨投資に関する本。各国の事情と通貨の特徴が書かれている。各国の特徴は読んでいて面白いが、投資に関する分析の本としては微妙と感じた。例えば、2章のブラジルの所で「硬直的な雇用制度によって企業の負担を増大させている」という旨の文章があるが、インドネシアの所では「長期的に安定な雇用が保証されていない状況は被雇用者にとって消費の制約になる」とある。流動的な方がいいのか、安定的な方がいいのか、それとも自分の「硬直的な雇用制度」の解釈がおかしいのか。。。全然分からないので、全く参考にならない。2022/06/18

bookworm1963

1
JPMorganチーフFXストラテジストの棚瀬氏の著作。BRICS諸国に印尼、墨を中心にEM諸国の通貨が資源バブルが崩壊した後、どういう展開を見せるのか検討を進める。中国不良債権、2009年から始まった欧州債務危機、2013年のフラジャイル5とその後の明暗、2014年の資源価格急落によるルーブル危機等、多岐に亘る時系列での検証は判り易く興味深い。2016/03/22

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