出版社内容情報
金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場--。普遍的な「株式市場の局面推移」と、それぞれの局面で主役となる株の種類をわかりやすく解説。激動の証券業界を歩み続けた巨人による幻の名著、待望の復刊!
内容説明
激動の証券業界を歩み続けた巨人による幻の名著復活!「金融相場」「業績相場」「逆金融相場」「逆業績相場」―。普遍的な株式市場の局面推移と、主役となる銘柄の種類を的確に解説した画期的書。
目次
第1章 リスクを避けるために
第2章 景気循環と株式市場
第3章 強気相場
第4章 弱気相場
第5章 実例に見る相場の四局面
第6章 銘柄を選ぶ
第7章 タイミングを捉える
第8章 機関化現象に揺れる株式市場
第9章 ファンドマネジャー群像
著者等紹介
浦上邦雄[ウラカミクニオ]
1931年生まれ。49年神戸市立第一新港商業学校卒。同年日興証券入社。日興リサーチセンター主任研究員、日興国際投資顧問・投資分析部長、日興証券投資信託委託・顧問、日本興業投信首席顧問、興銀第一ライフアセット・マネジメント首席顧問などを務める。国際テクニカル・アナリスト連盟副会長、日本証券アナリスト協会検定委委員、日本テクニカル・アナリスト協会会長などを歴任。2001年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Toshi
3
古いからこそ今も変わらない常識の確認ができる。相場には季節があり金利とは密接な関係がある。最近は思惑の影響が強過ぎて季節を進め過ぎたり戻したりとスゴロク的な感じだ。日々色々なサイコロが振られるが出目の反映は瞬時という織り込みのスピードも重要。2021/05/16
らおがんま
1
相場にはサイクルがあるとし、4タイプの相場を説明。関連銘柄やサイクルの原理を説いた本。後半から実例を交えた説明が始まるが、前半の内容を繰り返していることや80年代の例を用いることの妥当性に疑問が残った。前半部分のサイクル原理を抑えれば充分と思うし、それだけでも読む価値はある。2021/07/10
よしぼん
1
どなたかがツイートされてたので読んだ。株式相場は四つの局面に分類される。「金融相場」「業績相場」「逆金融相場」「逆業績相場」今の相場の局面はどれだ?米国は金融相場の終わりの始まり、日本は金融相場終盤かな。2015/10/18
Miyuki Yokoshima
1
評価:★★★★★2015/05/30
N_K
0
日本も金利のある世界に変わり、この1990年に書かれた相場サイクルの通りになりつつある。面白い。 金利の変動により「金融相場」「業績相場」「逆金融相場」「逆業績相場」が順番に訪れる。2025/05/12