内容説明
ローブ、ダリオ、バフェットら8人で投資総額30兆円!巨額の利益を稼ぎ出す孤高の投資家の知られざる素顔。
目次
第1章 大物アクティビストの日本上陸―ダニエル・ローブ
第2章 世界最高の稼ぎ手―デイビッド・テッパー
第3章 リーマン危機の予言者―デイビッド・アインホーン
第4章 改革の伝道師か、不幸の使者か―ビル・アックマン
第5章 中国に挑む空売り王―ジム・チェイノス
第6章 世界最大のヘッジファンド―レイ・ダリオ
第7章 日本国債売りの急先鋒―カイル・バス
第8章 オマハの賢人、バリュー投資を語る―ウォーレン・バフェット
終章 カリスマ投資家の時代
著者等紹介
川上穣[カワカミジョウ]
日本経済新聞社証券部記者。1974年生まれ。2000年中央大学大学院卒。1998~99年メキシコ国立自治大学留学。2000年日本経済新聞社入社。商品部、アジア部、証券部、日経ヴェリタス編集部を経て、2010~14年米州総局(ニューヨーク)勤務。14年3月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
91
人生いろいろ。投資家もいろいろ。 なんだか縁遠い世界の本を手にしたな。 あまりにも縁のない世界すぎて、参考にならない。 莫大なお金を動かすカリスマ投資家の手法って一般人にも役立つのかしら。そもそも投資なんてことをやっていない私にとっては、猫に小判の本なんだろう...2019/03/31
赤星琢哉
17
ローブ、テッパー、ダリオ、そしてバフェットなど8人の有名投資家の話。それぞれの生い立ちや、成り上りの話が面白い。やはりトリはバフェットなんですね。2015/08/24
おおたん
11
8名の投資家の話。投資家の姿勢や当時の動きなどが分かります。過去の相場と照らし合わせながら、考え方を吸収するには、一度読んでおいても良い本だと思います。1.ダニエル・ローブ、2.デイビッド・テッパー、3.デイビッド・アイホーン、4.ビル・アックマン、5.ジム・チュイノス、6.レイ・ダリオ、7.カイル・バス、8.ウォーレン・バフェット。◆レイ・ダリオの動画が参考になる「経済は機械のように動く」◆中央銀行の金融緩和→金利上昇→インフレ「インフレヘッジとして金投資」→株下落◆FBRには逆らうな◆2023/04/20
Motomi Kojima
8
強欲なイメージしかない投資家だがイメージが劇的に変わった。紹介されている方の多くはとても謙虚で誠実。高名なバフェットさんの居室にはブルームバーグなどの情報端末はなく、質素そのものとのこと。ミリ秒単位での取引に追われるのではなく、企業の価値と真摯にむかいあっているのだろう。レイ ダリオさんの経済は機械のように動くの動画をみることと、マイケルルイスの世紀の空売りを読むことを次のしゅくだいにする。2015/05/22
さっちも
5
恥ずかしい話、資産を100倍にしたとか、そういう景気のいい話があるかと思っていた。リスクテイカーズという題からも、丁か半かの倍々ゲームのような世界を想像して読み始めた。勝つ人はリスクと言えないくらい根拠を持って相場に挑むから勝つのだと感じた。テクニカル分析とかそういう浮わついた話もなく、調査、調査だった。先入観をいかになくし、根拠を持って相場に向かうからポジションを持ち続けられる。自分の信じた根拠に相場が近づくまでひたすら待つ。だから短期戦ではありえない。「種銭」の必要性も分かった。レイダリオが面白かった2015/11/01