出版社内容情報
アベノミクス第一の矢は日本経済の復活にどれほどの効果をもたらすか? 大胆な“異次元緩和”の効果とリスクをデータから丹念に分析し、今後を展望。英フィナンシャル・タイムス紙もこの分析結果に注目した話題作。
内容説明
前例のないほど大胆な緩和策を打ち出した黒田日銀の金融政策は、日本経済の復活にどれほど影響を与えるか。その効果とリスクをデータから丹念に分析し、わが国の今後を展望したレポートを全公開。英FT紙も注目する報告!「大胆」の次に何が来るのか?
目次
序章 大胆な金融政策変更の成果とリスク評価
第1章 量的・質的金融緩和政策の効果とリスク
第2章 異次元緩和が長期金利と資産価格に及ぼした影響
第3章 長めの国債発行は緩和効果を弱めたか
第4章 金融緩和策の出口で発生するコスト
第5章 米国、英国、欧州のフォワード・ガイダンス
第6章 日本のフォワード・ガイダンス
第7章 マクロ・プルーデンス政策体制の早期確立を
第8章 米国の量的緩和と新興国のマネーフロー
著者等紹介
岩田一政[イワタカズマサ]
1946年生まれ。70年東京大学教養学部卒業、経済企画庁入庁。西ドイツ世界経済研究所留学、OECD勤務(経済統計局金融財政政策課)、経済企画庁経済研究所主任研究官を経て、86年東京大学教養学部助教授に就任。同大教授を経て、2001年内閣府政策統括官。03年より08年まで日本銀行副総裁。2008年から09年まで経済財政諮問会議議員。内閣府経済社会総合研究所所長を経て、現在、日本経済研究センター代表理事・理事長。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
駒場
きち
kurosuke
hidek