内容説明
顕名経済、センサーネットワーク社会、つながりの雪だるま現場―。見えざる巨大な変化を理解し、勝ち抜くための発想を伝授。
目次
ソーシャルな資本主義―つながる経済
つながる時代
デジタル情報革命
つながる経済に従来の常識は通用しない
POU(利用時点情報)で見える顧客の素顔
見せてもらえる特権―信頼が資産
つながりの時代の創発経営
ソーシャル時代の知られざるリスク
価格をデザインする
「つながり上手」な企業のアーキテクチャ
信頼のプラットフォーム戦略
ソーシャルな資本主義―あとがきにかえて
著者等紹介
國領二郎[コクリョウジロウ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。1982年東京大学経済学部卒業、日本電信電話公社入社、86年ハーバード・ビジネス・スクール留学、92年同経営学博士、93年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助教授、2000年同教授、03年同大学環境情報学部教授、06年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまら
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國領さんの本は、アカデミックな文体なところがあり、読みながらすっと頭に入らないことが多い。この本は比較的読みやすいかもしれない。ソーシャルなビジネスや社会性について書かれているが、多分過去から述べられていた事のエッセンシャル版のような感じだ。2013/09/28
かとたか
0
著者は経営学者だが、社会学、生物学、経済学といった他分野の領域の概念を積極的に取り入れている。学術的な説得力を持った経営の本。つながりと、そこから生まれるイノベーションに焦点を当てており、単なる企業論というより、市場・社会の変化を動態的に捉える上で、とても参考になる。2020/04/26
Yuki
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つながりや関係こそが価値を生み出すというのは首肯させられることがあるし、そういう環境作りはどこにおいても心がけたい。2018/09/30