デフレ突破―第三次産業革命に挑む

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532355456
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

円安・金融緩和頼みでは、日本は復活しない。「脱『脱工業化』」、海外直接投資、企業の戦略転換こそが経済再生の鍵を握っている!マクロ・ミクロの複眼的視点から日本経済を徹底解剖、復活への処方を提示。

目次

第1章 日本リスクの真実―衰退カウントダウンへのタイムリミット(交錯する楽観と悲観;揺らぐ日本経済の土台;危機へのカウントダウン)
第2章 長期デフレの正体(二〇年を迎えるデフレ;構造デフレとは何か;競争圧デフレの波及)
第3章 通念の誤り―円安救世主論と金融政策万能論(円高と日銀がデフレの元凶か;「円安で成長」論の不毛;金融政策万能論の落とし穴)
第4章 デフレ突破―企業の復活、新しい製造業の出現(揺らぐ競争優位;「海外投資×高度製造業」立国;第三次産業革命と日本の挑戦)
第5章 衰退の回避―長く曲がりくねった道(世界経済を覆う長い影;空洞化の危機;再生へのラストチャンス)

著者等紹介

齋藤精一郎[サイトウセイイチロウ]
社会経済学者。1940年東京生まれ。1963年東京大学経済学部卒業。日本銀行、立教大学社会学部教授などを歴任。現在、NTTデータ経営研究所所長、千葉商科大学大学院名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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中年親爺

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日本の製造業の競争力低下が、デフレの最も大きな原因と主張する。よって、「第三次産業革命」となる。製造業の競争力低下の原因は戦略なき経営、ただひたすら良いものをより安くを追い求めて来た結果。★しかし、世の中、労働集約的な産業や仕事が必要なことも事実。看護師、介護ヘルパー、農漁業等。今の社会は労働に対する評価(対価)が過小なこともまた問題ではないか。突き詰めれば、私たち、消費者=生活者の価値観が歪んでしまっているのではないか、とも思える。2013/10/26

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