内容説明
「通貨安は自国経済にとってよいことだ」―もっともらしい解説ほど疑ってみたほうがよい。中国、韓国、インドからブラジル、南ア、ロシアまで、明日を読むための基礎と日本への影響をわかりやすく解説。
目次
第1章 ますます強まるエマージング経済と日本の繋がり
第2章 エマージング通貨の見方
第3章 通貨政策から読み解くエマージング経済
第4章 エマージング通貨危機の再来はあるのか?
第5章 ユーロ圏債務危機とエマージング経済・通貨
終章 エマージング経済の未来と21世紀の世界経済
著者等紹介
棚瀬順哉[タナセジュンヤ]
JPモルガン・チェース銀行為替資金統括本部債券為替調査部。エグゼクティブディレクターチーフFXストラテジスト。1974年生まれ。1997年早稲田大学商学部卒業。1999年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了後、チェース・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)入行。為替資金本部に配属され、スポット・トレーディング・チームを経て、2000年よりFXリサーチチームにて為替市場の調査・分析及び為替戦略の構築を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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