二十年先の未来はいま作られている

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532355241
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

電通と博報堂が手を組んだ。いや、手を組まなければならなかった。未来への雲行きは怪しい。予測通りに訪れる未来など、誰ひとり望んでいない。未来を変えるのは、政治でも技術の進歩でもない。意志と、アイデアである。いまが、その時だ。未来の大きな設計図を描こう。実現への知恵は、出し合えばいい。

目次

第1章 いまなぜ未来デザインなのか(未来とは何か;連続性と非連続性;未来へのギャップを埋める発想 ほか)
第2章 二〇三〇年自分たちの生きる未来を描く(信任貨幣;あかり先進国ニッポン;ノマドパワーがこの国を変える ほか)
第3章 僕たちはこの国の未来を信じている―座談会(なぜそのテーマを選んだのか;応募のきっかけは?;二〇三〇年僕らはこんな生活をしていると思う ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

8
2030年とはいかなる社会か。人口減少社会日本。年寄りの数が半端でない。それは想定内。65歳定年となるので、年金も先送りか。大学生とその教員、電通、博報堂らが共同でつくった本。108頁の図は重要なので、スマホでカメラで撮って画像をストックした。最近、コピーもやらず、図表はこんな感じでTVのフリップも保存して活用していく。フリーやノマドという働き方はしているだろうか。ポジティヴな未来像となっているが、ネガはないのか、とも意地悪に思ってしまう。というのも、彼らは一流大学の発想だから。落ちこぼれの未来像も必要。2013/03/31

ybhkr

1
今の世界は昔の若者がよいと思った世界だから、今の若者には違和感があるだろう、という永遠に埋まらない何かを突きつけられて、でもその違和感が未来を作る原動力になっているのかな、と。博報堂と電通の共同プロジェクトということで、広告業界の立場から未来に向けてできることを提案、プレゼンするのかと思っていたら、実現可能かもしれない近未来へのプランニングだった。エレベーターで宇宙に行くって遊戯王ではすでにやっているけど、かなりの動機づけがないと医療などに比べて難しそうだなあと感じた。現役大学生の発想のいい意味で無責任。2016/08/26

虎ボルタ

1
最も印象的だったのは、このタイトル。「二十年先の未来はいま作られている」。ごもっともです。いろんなテーマ(発表?)が次々語られており、最後は出席者による対談という構成。構成上仕方ないけど、発散しすぎでは?2016/04/16

寝子

0
地続きの未来として学生が2030年をデザインしてみるという電通✕博報堂の企画。信任貨幣、ノマド、健康管理のために一年後を映す鏡、等々。中ではあかり先進国というアイディア(月明りくらいの柔らかいあかりによる環境デザイン)が面白いと思いました。2014/09/18

HiroakiSannomiya

0
この先の未来に抱くのは絶望か、わくわくなのか。先の見えない今をどう過ごして、自己を実現する社会にしていくのか。意思のある未来へ、考えさせらる一冊。2013/03/24

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