金融動乱 金融庁長官の独白

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532355128
  • NDC分類 338.32
  • Cコード C3033

内容説明

長銀・日債銀破綻処理、りそなへの公的資本増強、金融再生プログラム、大量誤発注事件、ペイオフ完全解禁―。相次ぐ危機から再生までの舞台裏を、最前線の指揮官が初めて語る。

目次

金融激動の十年
金融監督庁発足
長銀破綻処理
日債銀破綻処理
劇薬 特別検査
金融再生プログラム
りそなに公的資本増強
足利銀破綻処理
UFJ銀刑事告発
明治安田と中央青山に行政処分
後手に回る市場行政
ペイオフ完全解禁
日本市場の国際化

著者等紹介

五味廣文[ゴミヒロフミ]
1949年生まれ。72年旧大蔵省に入省、97年金融監督庁設立準備室主幹、98年の金融監督庁(現金融庁)発足から検査部長・局長、監督局長等を務め、2004年7月金融庁長官に就任。長官在任期間は異例の3年に及び、07年7月に退任。西村あさひ法律事務所顧問を経て、09年よりプライスウォーターハウスクーパース総合研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

111
また少し確認しなければならないところがあったので読み直しました。1998年から2007年頃までの金融業界をめぐる状況を分析したもので、リーマンショック以降のことは書かれていません。独白というよりも自分のおかれた状況を金融環境とともに説明しているものといったほうがいいのかもしれません。2017/02/20

Great Eagle

1
シリアスな時代でした。その中心にいた人物の書いた本とあって興味ありました。大変だねぇ。2012/08/18

J. Tamura

0
金融庁黎明期に実施された長銀の破綻処理やりそなの公的資金注入、監査法人の業務停止命令のトップを担った著者の独白文。忖度なしに事の大きさに対して冷静に判断、処理を進める様子から高いプロフェッショナリズムが感じられた。 証券アナリストなどの金融の専門資格ではフィデューシャリーデューティーを徹底的に叩き込まれるが、本書で取り上げられた事件はどれもこの意識が低いもしくは欠如しており、啓蒙からまだ日が浅いように思われた。2024/01/05

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