インドVS.中国―二大新興国の実力比較

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532355043
  • NDC分類 332.25
  • Cコード C3033

内容説明

強みと弱みが一目瞭然。これからのビジネスチャンス、克服すべき課題、日本の採るべき戦略がわかる初の比較分析。

目次

第1章 世界経済を牽引するインドと中国(アジアの成長センター「印中」;印中経済の課題と対応;日中印による協力の取り組み;グローバルガバナンスへの貢献が期待されるインドと中国)
第2章 インドが中国に学ぶべき点は何か(外資政策―「内外無差別」のインドと「外資逆差別」の中国が接近;「サービス業のインド」は変わるか―中国を手本に製造業振興;インフラ大国・中国を追いかけるインド;教育と人材開発―高等教育に強み持つインドだが;二つの農業大国―生産性向上に取り組むインド;貿易―国内産業を守りつつ段階的な貿易自由化を図るインド;経営環境―不透明さが進出を阻害)
第3章 印中比較で探る成長の条件(二極化する「貧困層」―高成長の陰で;民主主義と経済発展の関係;中央と地方のコラボ)
第4章 産業競争力を比較分析する(ICT大国インド・中国の戦略展開と将来展望;自動車・部品―インドが世界の生産ハブに;中国はいかにエネルギー問題を克服したか;FMCG・小売り―底辺からの消費拡大へ;M&Aますます活発化)
第5章 日本が採るべき戦略とは(日本企業の投資先としてみた中国とインドの比較;日印EPAの将来展望)

著者等紹介

浦田秀次郎[ウラタシュウジロウ]
1950年生まれ、73年慶應義塾大学経済学部卒業、スタンフォード大学で修士号、博士号取得、78年ブルッキングス研究所研究員、81年世界銀行エコノミスト、86年早稲田大学社会科学部専任講師、同大学教授を経て、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、日本経済研究センター特任研究員

小島眞[コジママコト]
1946年生まれ、75年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)、千葉商科大学教授を経て、2000年より拓殖大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

7
インドと中国は,ともに今後更に伸びてくる可能性の高い国である.どちらの国も,非常に大きな市場を有しており,今後の社会を考えていく上で無視出来る存在ではない.ただし,どちらの国もそれぞれ固有の問題が有り,ビジネスにおいてはその対処が必要になるだろう.2013/03/19

清水勇

0
インドを主体に、中国との比較からビジネス立ち上げの難しさや可能性を各方面から、詳細かつ最近のデータを豊富に用いて説明しており、インドの状況を知るのに最適な本。私自身トータル13年間中国に駐在して、10年近くは現地会社の経営に携わったので、インドの、中国との違いや困難性をよく理解できた。中国の良さは政府に強大な力があることで、方針が明確で結論が早いこと。インドは民主主義の弊害が随所に出て、現在の低迷をまねているばかりではなく、将来の解決の道筋が見えない。しかし、可能性は膨大なので、挑戦すべき国である。2012/07/08

Great Eagle

0
インドと中国を比較しながら新興国としての実力を測っている本で内容的には広く網羅されており相応に面白いものでした。昼寝をしていた10年の間に両国は大きくなったものですね。2012/05/18

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