内容説明
強みと弱みが一目瞭然。これからのビジネスチャンス、克服すべき課題、日本の採るべき戦略がわかる初の比較分析。
目次
第1章 世界経済を牽引するインドと中国(アジアの成長センター「印中」;印中経済の課題と対応;日中印による協力の取り組み;グローバルガバナンスへの貢献が期待されるインドと中国)
第2章 インドが中国に学ぶべき点は何か(外資政策―「内外無差別」のインドと「外資逆差別」の中国が接近;「サービス業のインド」は変わるか―中国を手本に製造業振興;インフラ大国・中国を追いかけるインド;教育と人材開発―高等教育に強み持つインドだが;二つの農業大国―生産性向上に取り組むインド;貿易―国内産業を守りつつ段階的な貿易自由化を図るインド;経営環境―不透明さが進出を阻害)
第3章 印中比較で探る成長の条件(二極化する「貧困層」―高成長の陰で;民主主義と経済発展の関係;中央と地方のコラボ)
第4章 産業競争力を比較分析する(ICT大国インド・中国の戦略展開と将来展望;自動車・部品―インドが世界の生産ハブに;中国はいかにエネルギー問題を克服したか;FMCG・小売り―底辺からの消費拡大へ;M&Aますます活発化)
第5章 日本が採るべき戦略とは(日本企業の投資先としてみた中国とインドの比較;日印EPAの将来展望)
著者等紹介
浦田秀次郎[ウラタシュウジロウ]
1950年生まれ、73年慶應義塾大学経済学部卒業、スタンフォード大学で修士号、博士号取得、78年ブルッキングス研究所研究員、81年世界銀行エコノミスト、86年早稲田大学社会科学部専任講師、同大学教授を経て、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、日本経済研究センター特任研究員
小島眞[コジママコト]
1946年生まれ、75年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)、千葉商科大学教授を経て、2000年より拓殖大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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清水勇
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