内容説明
日経平均の次のピークは1万7,400円~1万9,600円。円高トレンドは2012年まで…相場の「転換点」を大胆予測。
目次
序章 時計の針は戻らない
第1章 ポイント・オブ・ノー・リターン―衰退国転落の実像
第2章 先人たちの失敗―軽視された「現金」
第3章 新しい経済理論―「信用緩和政策」という第3の道
第4章 検証・相場ローテーション
第5章 株価底入れのシグナルを探せ
第6章 信用リスク循環から不況脱出のシグナルを読む
第7章 石油危機と金融危機の相似形
第8章 「相場ローテーション」を使った大胆予測
終章 マネーの鉄則
著者等紹介
岡崎良介[オカザキリョウスケ]
ITCインベストメント・パートナーズ取締役運用担当役員。1983年慶應義塾大経済学部卒。伊藤忠商事を経て87年に野村證券投資信託委託(現・野村アセットマネジメント)に入社しファンドマネジャーとなる。93年から外資系信託銀行、2004年からフィスコアセットマネジメント(現・ITCインベストメント・パートナーズ)で資産運用業務に従事。04年から10年にかけてBSジャパンの投資情報番組「マーケットウィナーズ」にレギュラー出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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M_Study
3
相場ローテーションの考えに基づけば、アメリカの景気後退に陥るパターンは2つしか無い。1つはFRBの金利引き上げすぎによるオーバーキル。もう1つはREIT指数が20%以上下落→株価下落→景気後退というパターン。REIT指数が15%以上下落すると、その時点から1年以内に株価は20%以上下落するという。この法則だけでも十分役立つと思われる。現時点の市場をみたところでは、オーバーキルよりもREIT指数の方がきな臭い。注意したい。2017/03/12
あき
3
この人くらいしかまともな事を言ってくれる人はいないと思います。
マイン
2
相場ローテーションはかなり参考になりましたので今回の著作も大変期待しておりました。ただこれまでの経過と同じ経過をたどるかどうか…。そこをどう捉えるかでこの本の評価は変わるものと思います。2010/12/20
dhtsh
1
赤い相場ローテーションの本のリニューアル版。具体的な相場予想が助かる。ただ今の長期的なゼロ金利や先進国の巨額の財政赤字により過去と同じような相場の動きとなるかは疑問。2012/05/16