内容説明
海外で働く日本人科学者と、日本で働く外国人科学者。彼らが活動の場を外国に求める理由は何か。かつての移民とどう違うのか。データとアンケートによる綿密な調査から頭脳労働市場が国際的な広がりを持ってゆくメカニズムを解き明かす。
目次
第1章 科学者の国際労働移動とは
第2章 日本の外国人科学者の受け入れと科学技術
第3章 外国人科学者の日本への移住動機
第4章 日本における外国人科学者の雇用
第5章 日本に住む外国人科学者の生活と帰国の計画
第6章 アメリカにおける外国人科学者
第7章 日本人科学者のアメリカへの移住
第8章 日本人科学者のアメリカにおける生活と帰国の計画
終章 頭脳はどこに向かうのか
著者等紹介
村上由紀子[ムラカミユキコ]
早稲田大学大学院経済学研究科修了。大阪外国語大学専任講師、早稲田大学助教授、カリフォルニア大学バークレイ校・オックスフォード大学・マサチューセッツ工科大学でそれぞれ客員研究員を経て、早稲田大学政治経済学術院教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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