市場は間違える、だからチャンスがある―渾沌を生き抜く投資論

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532353865
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C3033

内容説明

マーケットは常に間違え、ブーム&バストを繰り返す。しかし、だからこそ投資家の出番がある。1985年のニューヨーク。たった一人で資産運用会社を立ち上げ、ジョージソロスに師事し、現在、上場資産運用会社スパークスを率いる著者による熱きメッセージ。

目次

第1章 投資家への道のり―ジョージ・ソロスとの出会い
第2章 ソロスの再帰理論とブーム&バスト
第3章 ブーム・バブルは繰り返す
第4章 私の投資理論
第5章 日本と世界の市場を読む
第6章 投資家はいかに行動するべきか

著者等紹介

阿部修平[アベシュウヘイ]
スパークス・グループ株式会社代表取締役社長。1954年札幌生まれ、1978年上智大学経済学部卒業、1980年にバブソンカレッジでMBA取得。帰国後、株式会社野村総合研究所入社。企業調査アナリストとして日本株の個別企業調査業務に従事。その後、1982年4月にノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル(ニューヨーク)に出向し、米国機関投資家向けの日本株のセールス業務に従事。1985年、アベ・キャピタル・リサーチを設立(ニューヨーク)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マイクパパ

2
著者の阿部氏と同じ年に生まれ、同じ年に渡米し、同じ投資の世界で悪戦苦闘した者として、時代背景とその考え方に共鳴した。経済書にありがちな精緻なデータや統計を使ってデジタルに経済状況を説明するのではなく、アナログ的な感覚で分かりやすい説明だった。人類が経験したいくつかのバブル崩壊の共通点から、再帰理論をテーマに解説しているのは興味深かった。後半は前半の繰り返しでやや物足りない部分もあったが、グローバル化した経済の将来動向を洞察していく展開(中国経済とエネルギー)は予想通りであった。2012/11/21

turtle

1
スパークスが社内でバフェットの勉強会をしているとは知りませんでした。 阿部さんの説明でソロスの再帰理論への理解が深まりました。2010/01/13

山田

0
「起業(投資)における決断は、考えぬいた後、最後は自らの感性を信じてくださなければいけない」(p.31)「他人のコンセンサスと異なろうと、自分が努力して得た根拠を信じ、そこに向かっていくことは無謀とは言わない。そして、それを投資の場で実践するのが投資家だ。~その勇気を持ち、努力を継続することが、投資家を成功に導くのだと思う。」(p.187) 2015/09/10

kenn2

0
再帰理論とかバブル&バストとか2014/09/18

puapua

0
リーマンショック直後に書かれた本なので、やや古いが読む価値は十二分にある。ソロス氏のもとで働いていた阿部氏が分かりやすくソロスの再帰性理論を解説してくれている。ブームバストを繰り返す資本主義の構造は現在も変わらず。2021/08/07

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