内容説明
派遣・請負の存在を前提に、労働市場全体の再設計が必要。正社員中心の仕組みを見直し、正規・非正規の二重構造を解消すべきだ。誤解をただし、短期・長期の対策を提言。
目次
序章 雇用危機が投げかける問題
第1章 規制緩和が本当に悪なのか
第2章 「正社員中心システム」という欺瞞
第3章 公正な労働市場を創る
第4章 産業構造の歪みが危機を深めた
第5章 新しい成長への道
第6章 雇用を再生する総合戦略
著者等紹介
山田久[ヤマダヒサシ]
(株)日本総合研究所調査部ビジネス戦略研究センター所長兼主席研究員。1963年大阪府生まれ。87年京都大学経済学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入行。同行経済調査部、(社)日本経済研究センター出向を経て、93年より(株)日本総合研究所へ出向。2003年3月、法政大学大学院修士課程(経済学)修了。07年より現職。マクロ経済分析をベースに、人材マネジメントの視点を交えて、雇用・労務システムのトータルなあり方について研究・発言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
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14-33赤35チョット古`09…麻生↓鳩山↓菅↓と雇用は壊滅マスマス悪化★構造改革を悪としていても策はない。激変した経済環境に適応できる産業システムを改善し、雇用のあり方を★軸とした社会を構築するしかブレーク・スルーのすべ、道はない。カギは正規・非正規の二重構造を破壊し、「同一価値労働・同一賃金」をベースとした公平な労働市場。それを支える各種の社会システムとセーフティー・ネットの創出に日本の未来がかかっている。雇用問題は、規制を強化しても解決しない。構造改革の方向性は良いが有能なリーダーが不可欠2010/12/20
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