内容説明
80年前の大恐慌直前の株価ピーク時に投資を始めても3年9カ月でプラスに転じた!「しぶとい分散投資術」で資産をじっくり増やそう。
目次
はじめに 金融危機の今こそ投資について考えよう
序章 1929年の大恐慌を克服した長期分散投資
第1章 金融危機を乗り切るしぶとい投資とは
第2章 アセットアロケーションの作り方
第3章 ETFを深く知って収益アップ
第4章 金融危機でどうする個別株投資
第5章 外貨とREIT、「高利回り」の狙い方
第6章 お金の「安全」について真剣に考えよう
あとがき 「普通の人」の経済的自由のために
著者等紹介
田村正之[タムラマサユキ]
1986年、早稲田大学政経学部卒、日本経済新聞社に入社し、社会部、証券部、日経マネー副編集長などを経て生活経済部次長。田村優之の筆名で小説も書き、『ゆらゆらと浮かんで消えていく王国に』(TBSブリタニカ)で第7回開高健賞を受賞。ファイナンシャルプランナーの資格も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セディ
2
分散投資の大切さがわかる。フィナンシャルポートフォリオをどうやって作ろうかと悩むことが多い人に向いてるかも。4つに分散が基本だけれどでもどうしても分散投資したくないところもあってどうしようかと思う。2012/02/11
mutu
2
REIT PBR と、自分なりの投資基準をつくることが、いいんだろうな。まだまだ、投資については勉強不足ですが、取っ掛かりにいいかも。2010/03/04
ttt
0
分散投資の有用性を実際のデータに基づいて解説した本。分散投資は正しく行えていれば「指数が元の水準に戻るのに25年かかった」世界恐慌時ですら、3年9ヶ月で損失0まで戻せていたのには驚き。他の本を読んだ時に疑問に思っていた「ETFはインデックス投信よりも信託報酬が安いからと言ってその分有利とは限らない」話について掘り下げられていたのが良かった2015/05/15
Yoshihiro Yamauchi
0
2009年に書かれた本です。世界金融危機時に暴落した株価は2013年の今、回復に向かいつつあります。時間の分散、銘柄の分散によってリスクを抑制する方法、長期投資によってリターンを得るにはどのような考えのもとに何をしたら良いのか、具体的に書かれていると思います。投資を「続ける」ことが重要なので、自分が許容できるリスクの大きさを認識した上で、株価低迷時にも耐えうる金融資産の組み合わせを作ることが重要であると改めて感じました。2013/10/13
はと
0
多少散漫な印象を受けた。2013/10/02