物語(エピソード)で読み解くリスクと保険入門

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532353391
  • NDC分類 339
  • Cコード C3033

出版社内容情報

面倒な計算や契約文は不要。「イチロー4割打者計画」「伊藤博文のリスク観」「監獄で生まれた保険会社」「戦前にもカタカナ生保があった」などのおもしろ話からリスクと保険の基礎知識を楽しく学ぶ入門書第3弾。

内容説明

イチロー“四割打者”計画、汚染米とサブプライムローン、ロイズのネッシー捕獲保険、監獄から生まれた保険会社、太陽と保険の関係とは―身近な事例から知られざる戦前の秘話まで、豊富な写真資料とさまざまなエピソードに触れながらリスクと保険の基本を楽しく理解できる、やさしくわかりやすい入門書。

目次

第1部 リスク編(リスクとは何か;リスクの種類;リスクと歴史;なぜリスクマネジメントが必要なのか;リスクマネジメントの手法;つむじ曲がりのリスクマネジメント)
第2部 保険編(保険需要の考え方;保険の価格について;経済資本;保険と相互会社;買う側の論理と売る側の論理;保険の経営史;保険と文化)
第3部 エピローグ(アメリカの医療保険と日本の医療保険;保険募集の常識の再検討1―「貯蓄は三角、保険は四角」という販売話法;保険募集の常識の再検討2―「一人は万人のために、万人は一人のために」理念募集の限界;保険家族会議のすすめ;エピローグのエピローグ)

著者等紹介

米山高生[ヨネヤマタカウ]
1953年生まれ。76年信州大学人文学部経済学科卒業。82年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。京都産業大学経営学部助教授、教授等を経て、一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかやん

1
保険は損失のみを対象とするというより、将来における財産の不確実性を減らしより確実なものとすること。保険でのリスクとは将来起こりうる損失の可能性ではなく、期待値まわりの変動を伴った期待損失コストなど、結構目からウロコな情報が多かった。後半は保険会社の歴史で読み物として面白かった2010/12/19

yyhhyy

0
エピソードや図版が豊富で読み易いが、一番は序章の「期待損失コストではなく、期待値まわりの変動を軽減する」という説明。人は不確実性を軽減したいのだ2012/03/21

ひょろ

0
前半をまとめると「保険は期待値そのものより分散や標準偏差に重点を置く」後半は日本やイギリスの保険の歴史。入門書ではあるが保険に関する知識がつかないため門にたどり着けない感じ。2011/03/31

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