日常の疑問を経済学で考える

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532352981
  • NDC分類 331
  • Cコード C0033

内容説明

ホテルのミニバーの価格が法外に高いのはなぜ?どうして多くの学校が制服の着用を義務づけているの?ドリンクおかわり自由のレストランが多いのはなぜ?彼氏持ちのほうがモテるのはどうして?経済学はこんなに常識的で単純だった!大先生が誰にでもわかりやすい物語形式で日々のナゾを経済学的に解決します。

目次

1 直方体の牛乳カートンと円筒形のソーダ缶―製品設計における経済学
2 無料のピーナッツと高価な電池―行動における需要と供給
3 「職場」での不思議な話―等しい能力をもつ労働者の稼ぎが異なるのはなぜか
4 他の人よりも多く支払う購入者がいるのはなぜか―値段交渉の経済学
5 競争とコモンズの悲劇
6 所有にまつわる神話
7 市場のシグナルを読み解く
8 海外のエコノミック・ナチュラリストたち
9 心理学と経済学の出会い
10 人間関係の市場
11 二つのオリジナル

著者等紹介

フランク,ロバート・H.[フランク,ロバートH.][Frank,Robert H.]
コーネル大学ジョンソンスクール教授。1966年ジョージア工科大学卒。71年カリフォルニア大学バークレー校修士課程修了、72年同大よりPh.D.取得。ニューヨーク・タイムズ紙の常連コラムニストでもある

月沢李歌子[ツキサワリカコ]
津田塾大学卒業後、外資系証券会社勤務を経て翻訳家になる。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

57
上司が部下に対して「叱る効能」を過大評価するのはなぜか?1.ある月に部下の業績が平均を下回る→2.上司は部下に対して叱責する→3.次の月に部下の業績が上向く→4.上司は「叱る効能」を信じる。確かに、上司の叱責と、部下の業績向上には、相関関係がありそうです。しかし、部下の業績が向上したのは、統計学上の「平均値への回帰」であり、上司の叱責と部下の業績向上には、因果関係はありません。たまたま悪かったものが、自然と平均に戻った、ぐらいに考えておきましょう2013/04/13

犬こ

17
多くのバーでピーナッツが無料なのに水が有料なのはなぜ?等々、身近なQ&Aで解説、事例はアメリカだけれども日本にも通じる例が大半で分かりやすい。物の値段設定や仕組みは全て経済の利潤につながっており、本のタイトルどおりの内容で納得の一冊。2015/04/05

♡kana*

13
最初は、面白かったけど、だんだん飽きてしまって、途中まで。2017/05/30

ぬらりひょん

9
そう言われれば確かにね~というようなことが、ずらずらと「Q&A」形式で書かれています。目次がそのまま「疑問」なっているので、興味のあるものだけチョイスしてつまみ読み。「アメリカの日常」なので、そのまま日本に適用するのは無理なものも多々あります。その中で、スタバのコーヒーのショートサイズの表示がないということにへぇ~ってびっくり。確かにアメリカのドリンクのサイズは半端ないですよね。「ショートサイズは同社が提供する商品の中でもっとも割引率がいい」(アメリカでは・・・)そうです。スタバあるあるかもですね。2016/02/17

おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)

8
物事には理屈があるのだ。中学生でも読めるよ。疑問を解決し続ける姿勢はそれがたとえ自己流だとしても習慣にした方がいい。本の中身とりあえずは納得しました。ただ読んだ後は世間の人間が単純に見えちゃうかも。理屈通りに進めばいいけど実際はそんなもんじゃないぞ世の中。人間相手だと理屈が通ってるからって必ずしも納得してくれないしかといって理屈が通ってないとお話しにならないし…とかくこの世は生きづらいなんかこの感想おっさん丸出しだなぁ(泣)2016/09/01

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