同盟変貌―日米一体化の光と影

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532352707
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0031

内容説明

米軍・自衛隊の一体化、基地再編、日米同盟の再定義。知られざる安全保障の舞台裏を活写。

目次

フェーズ0(2001年‐2003年前半)(ミサイル、そして核実験;ラムズフェルド機関 ほか)
フェーズ1(2003年後半‐2004年前半)(スモール・パッケージ;日米戦略対話 ほか)
フェーズ2(2004年後半‐2005年前半)(NSC動く;進軍ラッパ ほか)
フェーズ3(2005年後半)(モメンタム;共通戦略目標 ほか)
フェーズ4(2006年前半‐2007年初頭)(マジック・ナンバー;勝利のV字 ほか)

著者等紹介

春原剛[スノハラツヨシ]
1961年東京生まれ。83年上智大学経済学部経営学科卒業、同年4月、日本経済新聞社入社。東京本社編集局産業部配属。コロンビア大学ジャーナリズム大学院国際高等報道プログラム・フェロー、産業部、英文日経編集部、国際部、政治部(外務省担当)、米州編集総局ワシントン支局勤務(政治・外交担当、91‐95年、99‐2003年)を経て、03年3月米戦略国際問題研究所(CSIS)国際安全保障部(ISP)客員研究員。06年米ヘンリー・スティムソン・センター東アジアプログラム客員研究員。現在、日本経済新聞社東京本社編集局国際部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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cronoq

1
日本が一方的に米国に依存する片務的な同盟から、世界的な米軍再編の流れに乗じて、日本も主張すべきを主張する双務的な同盟へ。防衛事務次官であった守屋氏の視点を軸に、ブッシュ・小泉両政権下での日米関係の変化を追ったドキュメント。副題に「日米一体化の光と影」とある割には、光の部分を強調しすぎ。また、事案ごとに書き分けているので、時間軸が前後して非常に読みにくい。表紙の地図に秘めた意図もわかりにくい。「あとがき」だけでも、十分筆者の言いたいことは理解できるかも。2010/11/20

TF

0
「戦後最も良好な日米関係」と評された小泉政権とブッシュ政権時代の日米関係も実務レベルでは非常な摩擦を孕んでいたことを示した一冊。 特に在日米軍再編を世界全体の米軍再編のモデルケースとしたい米側とあくまで負担軽減ありきの日本側のすれ違いが目立つ。2008/07/27

おさむ

0
2001年から07年までの日米両政府の政治家、官僚らの駆け引きを詳細に描いている。ブッシュ、小泉の良好な関係を利用し、同盟の強化にこぎつけたものの、その裏側では、米国では国防総省と国務省、日本では外務省と防衛庁が熾烈な抗争を繰り広げていた構図がよくわかる。結局、政治家(特に日本)は在任期間の短さゆえか、存在感は薄い。2012/11/02

メルセ・ひすい

0
9. 17 ますます米国は日本の金を要求し・・軍費を賄う。 もっとも、今回のイラク戦が・・テロとは、A.Sがそう言ってるだけ! ロビーのカネに踊らされているタダの守銭奴国家。しかし、現実と今後も米国軍と世界中の軍隊がヤッテも、米軍の勝利は確実。700兆円の米国債だけでも買い戻せ! 貧乏ユダヤ国・・。 米軍・自衛隊の一体化、基地再編、日米同盟の再定義…。21世紀、あるべき日本の姿とは何か、同盟とは何か。脆弱さと屈折と矛盾を孕んだ絆「日米同盟」の実相を、豊富な取材と綿密な分析でヴィヴィッドに描き出す。2007/07/11

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