内容説明
もらい忘れ年金、年金の離婚分割、過労死した社員の労災補償、パートの社会保険問題、セクハラ、リストラ、定年後の年金と高年齢雇用継続基本給付金―みんなまとめて綾花が解決。
目次
プロローグ 綾花の初めての失敗
1 消えた年金を探せ―厚生年金ともらい忘れ年金の話
2 忘れ形見―労災補償と遺族年金の話
3 忘却の彼方に―パート社員の社会保険加入手続きの話
4 Fカップの悲劇―セクハラの話
5 十九年目の亡霊―就業規則の話
6 今とるか、後でとるべきか、それが問題だ―在職老齢年金と保険契約の話
エピローグ 綾花の独り言
著者等紹介
木全美千男[キマタミチオ]
社会保険労務士、税理士、行政書士。愛知県出身。南山大学経営学部卒業、中部電力(株)入社。1988年社会保険労務士登録。1989年税理士登録。現在、きまた会計事務所所長、(有)モンジュアソシエイト代表取締役。財務・税務・人事労務の専門を活かした企業再生コンサルタントとして活躍中
土橋秀美[ツチハシヒデミ]
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナーCPF、DCアドバイザー。和歌山県出身。北海道大学理学部卒業。教育社入社。1999年社会保険労務士登録。郵便局年金相談員、暮らしの相談センター相談員、金融広報アドバイザー等歴任。現在、つちはし社会保険労務士事務所所長。徳島市にて労務・賃金コルサルタントとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨミトロール
1
社労士ネタの小説がもっともっと世に出てほしいね。社労士の勉強にもなるし、『働く』ということについて考えることにもつながるよ。2016/10/01
大平武郎
1
社労士の小説がなかなか出てこないのが不思議。人間を扱っているはずなので、題材には事欠かないはずなのに。。。
アルゴン
0
★★★☆ 「女子大生会計士」から発想をいただいたものでしょうか。社労士というものが単に社会保険の事務手続きをするだけではなく、労働者を守るために様々な手立てを講じることができる職業だということが感じ取れました。2012/10/23
のーべる
0
年金もらったほうが収入があるなんて。。 さくっと社会保険について知りたいひとにはおすすめ。2012/10/13
履庵
0
社労士の仕事の読み物としては、面白いが、人物の書き込みが中途半端なので、ドラマとしては消化不良をおこす。2010/09/14