内容説明
医療制度改革で保健指導が義務化!対応する新サービスを丸ごと解説。ITを活用し、個々人の健康状態に応じた適切なヘルスサポートを実現する具体的ノウハウを紹介。
目次
序章 健康な生活を送るための、「疾病予防の時代」の幕開け(ある健康保険組合の常務理事の経験―生活習慣病健診・保健指導は果たして何ができるのか;先進国共通の課題である生活習慣病への取り組み;「疾病予防の時代」の幕開け;生活習慣病健診・保健指導事業の全国的展開と疾病予防支援サービスの始まり;生活習慣の改善を持続するのは難しい―支援の必要性・重要性)
第1章 生活習慣病の増加と疾病予防支援サービスの登場(生活習慣病の増加と疾病予防へのシフト;医療保険者の生活習慣病健診・保健指導の義務化;生活習慣病健診・保健指導事業と疾病予防支援サービス)
第2章 疾病予防支援サービスの仕組みと内容(参考となるアメリカの「ディジーズ・マネジメント」プログラム;疾病予防支援サービスの考え方と組み立て;疾病予防支援サービスの位置づけと役割)
第3章 疾病予防支援サービス・プログラムの実際と評価方法・基準(日本における疾病予防支援サービスの取り組み事例;疾病予防支援サービスの具体的プロセス;疾病予防支援プログラムの評価方法と基準)
第4章 疾病予防支援サービスの展開と今後(介護にも適用可能な疾病予防支援サービス;増大する需要と求められるサービス品質の確保;進化し成果を共有する仕組み)
著者等紹介
小林篤[コバヤシアツシ]
1949年生まれ。1973年一橋大学経済学部卒業、安田火災海上保険入社。1996年安田総合研究所(現・損保ジャパン総合研究所)に出向。現在、損保ジャパン総合研究所代表取締役常務研究主幹。日本保険学会理事、日本ヘルスサポート学会理事
岡本茂雄[オカモトシゲオ]
1958年生まれ。東京大学医学部保健学科卒業後、クラレ、三菱総合研究所、明治生命FS研究所、明治安田生命保険相互会社にて医療・介護分野の研究開発および起業を担当。介護ショップ、ケアプラン策定システム、疾病予防のそれぞれを主事業とする事業会社を設立。現在、明治安田生命保険相互会社営業企画部審議役。ヘルスケアトータルサポート株式会社商品開発本部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。