日本のポップパワー―世界を変えるコンテンツの実像

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532351861
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0033

内容説明

マンガ、アニメ、ゲームなど日本発の「流行文化」が、世界の注目を集める―。我々は、このパワーをどう捉え、どう活かすべきなのか。経済・産業をリードする、“新しい成長エンジン”。スタンフォード日本センターが徹底分析。

目次

序章 ポップカルチャーという名の妖怪
第1章 ソフトパワーとしてのポップカルチャー
第2章 世界を駆ける変化の兆し
第3章 ポップパワーの源流
第4章 日本ポップカルチャーの構造
第5章 日本のポップはどう見られているか
第6章 ポップカルチャー政策
第7章 デジタルキッズ―次代のポップの主役たち
第8章 産業文化力とコンヴィヴィアリティ

著者等紹介

中村伊知哉[ナカムライチヤ]
スタンフォード日本センター研究所長。国際IT財団専務理事。1961年生まれ。京都市出身。京都大学経済学部卒。大阪大学大学院博士課程単位取得退学。ロックバンド少年ナイフのディレクターを務めた後、84年郵政省入省。電気通信局、放送行政局、登別郵便局長、通信政策局、パリ駐在、官房総務課を経て98年退官。MITメディアラボ客員教授に就任。2002年9月から現職。NPO法人CANVAS副理事長、(株)CSKホールディングス顧問、(社)音楽制作者連盟顧問、コンテンツ政策研究会幹事、ポップカルチャー政策プロジェクト世話人、文化審議会著作権分科会専門委員

小野打恵[オノウチメグミ]
株式会社ヒューマンメディア代表取締役社長・プロデューサー。1957年生まれ。東京都立大学にてアメリカ現代文学を学ぶ。ラジオ番組・音楽制作のディレクター等を経て、1985年ヒューマンメディア設立。メディアアートの展覧会のプロデュース、メディアコンテンツ分野の人材育成事業など、ポップカルチャー、メディアコンテンツ、アート・デザイン、都市・地域・建築、環境・道路・河川・エネルギーなどの分野のプロデューサーとして活動。スタンフォード日本センター研究部門リサーチフェロー、国際IT財団主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニョンブーチョッパー

0
2009/09/12

まさくん

0
テレビ番組が映像制作の総量の92%、映像産業の金額ベースの57%を占める。しかし、テレビ番組の二時利用はわずか8%にすぎないという。日本は他国と比較して、通信と放送の融合させるメリットが大きく、推進すべきという主張はうなづける。放送局が制度問題に立ちすくむままでは、グーグルをはじめとするアメリカの新しい波に飲み込まれてしまうだろう。2011/08/04

海亜

0
日本という国=政府が文化的な側面ではやはり弱いな…という印象をうけた本。日本がこれからどうやってcool!を発信し続けれるのかを考えさせてくれた一冊です。2009/04/26

washi

0
コンテンツバブルのピークの時期に書かれた本。日本のポップパワーについては大言壮語されすぎなような気がする。3つの政策提言。1助成型産業振興から流通構造改革へ。2総花的産業振興から強みの強化/集中型推進へ。3プロ/ビジネス支援からだれでもクリエイターへ。……しかし、日本は諸外国に比べ立法府が弱すぎる。イリイチ「コンヴィヴィアリティ」再確認すべし。2008/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/32967
  • ご注意事項

最近チェックした商品