内容説明
中小企業の資金調達の拡大、地方金融機関、ファイナンス会社の独自サービス開発、電子債権貸付などの新金融技術、金融ベンチャーの新規参入―。金融実務を変え、新たなビジネスチャンスを生み出す電子債権の本質を、法とビジネスモデルの両面から解明。
目次
電子債権とは―これから決まる詳細
第1部 電子債権への道程(手形の蜜月―電子債権前史1;手形からの離脱―電子債権前史2;売掛債権の憂鬱―電子債権前史3;ペーパーレス手形?―電子債権前史4)
第2部 電子債権法構想(電子債権法に向けて;電子債権管理のための基本インフラ)
第3部 電子債権のビジネスモデル(商業電子債権―支払い機能を軸としたビジネスモデル;電子債権貸付―信用機能を軸としたビジネスモデル;その他のビジネスモデル)
著者等紹介
大垣尚司[オオガキヒサシ]
1959年京都市生まれ。1982年東京大学法学部卒業。日本興業銀行に入行。1985年米国コロンビア大学法学修士。金融商品開発部、ニューヨーク支店、ストラクチャード・ファイナンス部、興銀第一フィナンシャルテクノロジー取締役、アクサ生命保険専務執行役員などを経て、立命館大学大学院法学研究科教授、日本住宅ローン(株)取締役・代表執行役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 天の柩 - 句集