出版社内容情報
"純利益7,000億円。韓国サムソンは、いまや世界の電機メーカーのトップに君臨する。通貨危機から数年にして立ち直った韓国に日本は何を学べるのか。気鋭のジャーナリストが復活の真実に迫る注目のドキュメント。"
内容説明
気鋭のジャーナリストが、韓国復活の知られざる実情、日本との違いを明らかにする話題のドキュメント。
目次
第１章 サムスン―利益一兆五千億円への改革
第２章 危機克服の経営
第３章 国家倒産の危機
第４章 未曾有の金融改革
第５章 同時進行した産業再生
第６章 猛烈競争社会
第７章 高まる社会ストレス
第８章 韓国から何を学ぶか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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財閥と政界と金融が仲良しという構造。益の無い財閥を整理し得意分野に特化させることによって赤字の垂れ流しを抑え、金融部門を構造改革して物事の展開を早めることが可能になったおかげで経済が復活したという流れ。しかしそれには痛みを伴う。痛いのを躊躇っているのが日本だなーと思いながら読んだ。所々が小説っぽくて手に汗握る部分も。
