日本経済 競争力の構想―スピード時代に挑むモジュール化戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532350246
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

出版社内容情報

なぜ日本経済は競争力を失ったか――。生産性、貿易統計、企業調査から綿密に原因分析。企業と国が失地を挽回し、「高い競争力」を獲得するための「モジュール化」「情報技術導入」 など、具体的対策を提言する。

内容説明

なぜ、日本企業は弱くなったのか。何をすれば、再び戦えるのか。膨大なデータ分析・企業調査から、日本の国際競争力低迷の現状・要因を解明。まったく新しい競争に打ち勝つ戦略コンセプトを明示する。

目次

第1章 日本の国際競争力
第2章 製造業の競争力とアジアの台頭
第3章 生産性の動向から見た国際競争力
第4章 日本の競争環境分析
第5章 日本企業の知能指数「組織IQ」
第6章 変化する国際競争のルール
第7章 現代の競争を勝ち抜くには
第8章 モジュール化時代の新たな競争の作法
第9章 国際競争力の再生に向けて

著者等紹介

安藤晴彦[アンドウハルヒコ]
経済産業研究所フェロー、内閣府企画官(経済財政‐運営総括)。1985年東京大学法学部卒業。同年通商産業省入省。「中小企業融合化法」「中小企業経営革新支援法」をはじめ、中小・ベンチャー企業のイノベーション支援政策を企画立案。国際競争力、モジュール化、ベンチャー、創業、異業種交流について研究中

元橋一之[モトハシカズユキ]
経済産業研究所フェロー、一橋大学イノベーション研究センター助教授。1986年東京大学大学院・修士課程修了(土木工学専攻)。同年通商産業省入省。情報政策、産業政策、中小企業イノベーション政策等の企画立案に従事。95年から98年までOECD科学技術産業局にエコノミストとして勤務。コーネル大学MBA、慶応大学・博士(商学)。専門は計量経済学、産業組織論で、“ICT Diffusion and its Economic Impact on OECD Countries”などの情報技術を中心としたイノベーションの経済分析に関する論文多数あり
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感想・レビュー

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KAZOO

50
経済産業省の若手研究者が、日本経済というよりは、日本の産業の競争力がどのようになっているか、さらに世界に伍していくためにはどのような対応を行っていかねばならないかを様々な資料を分析して示してくれています。モジュール化ということを言われています。この考え方は藤本隆宏先生も言われており一つのキーワードとはなっていますが、実際の産業に適用するとなるとかなり条件に縛られる気もします。適用できる分野を見極めていく必要があると感じます。2015/06/14

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