- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > ビジネス教養
- > IoT・AIビジネス
出版社内容情報
実況シリーズ第2弾の本書は、プログラミングの基本からシステム開発の要諦までを解説する。
ITをプログラミングの水準で理解、使役できない企業は、こんどこそ改革の大波にさらわれてしまうかもしれない。小学生がタブレットを使って、ゲームのような教材でプログラミングを学んでいる。企業においては、クラウドを介して様々なサービスを使えるようになった。個人が、組織が、コードを書くようなプログラミングはしなくなった。一方で、DXやリモートワークが推進され、コンピュータと付き合う機会が増えている。コンピュータとコミュニケーションをとるために、プログラミングは学ばなければならない。
本書は特定のコンピュータ言語を題材として用いない。「いいプログラムを書ける人は、その仕事の本質を正しく捉え、解決策を他の人にもわかるように明文化してまとめられる人」「プログラミングの素養がまったくないマネジメント層は、現場経験のない士官学校出の偉い人」「よく変わるビジネスロジックと普遍性の高いデータは切り離しておく」など、文系初学者でも理解しやすい平易な口調の講義形式で解説する。
読者は本書を一読することでJavaやPythonが書けるようにはならない。だが、望ましいアルゴリズムの良し悪しや、クラウドとオンプレミスの優劣などがわかり、業務を通じてAPIを利用する際の是非や、パッケージ導入の判断、ITベンダーとの工数調整、そしてなによりエンジニアとの直接コミュニケーションに役立てることができる。
内容説明
プログラムは結局、運動会のプログラムと同じ。やるべきことを順番に示し、実行していくものです。プログラムの基本構造からシステム開発が失敗する理由までプログラミング言語を使わずにやさしく解説します。
目次
00 クラウド時代になぜプログラミングが必要なのか
01 プログラム・ソフトウェア・システムの違い
02 アルゴリズムの謎
03 開発とは何をしているのか
04 システムは作るものから、つなぐものに
05 集中か分散か
06 システムの価値を変えたネットワーク
07 Excelがデータベースにならない理由
08 なぜシステム開発はうまくいかないのか
著者等紹介
岡嶋裕史[オカジマユウシ]
1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所、関東学院大学経済学部准教授、関東学院大学情報科学センター所長を経て、中央大学国際情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
ほし
Yuichi Tomita
まさやん510
ぺーはーせぶん