ルールの世界史

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ルールの世界史

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784532324308
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報


【紀伊國屋書店チャンネル】

ルールを知れば、ビジネスがわかる
歴史を知れば、ルールの見方が変わる!
われわれの仕事と生活にかかわる「ルール」の意外な秘密に迫る、
知的エンタテインメント!

争いを解決する。ゲームを面白くする。ビジネスを円滑に進める――
われわれの周りには、様々な「ルール」が存在する。
ルールは、誰かがそれを定め、運用していくことで変わり、時代にそぐわなくなると消える、
というライフサイクルを経る。

本書は、そうしたルールの興亡の歴史を知ることで、
その本質を理解し、いまのビジネスにどのように影響しているのかを読み解く
ビジネスエンタテインメント本である。

本書ではビジネスにおけるルールの役割を
「信用の維持」
「創造物の拡散とコントロール」
「ビジネスを広げるための、巻き込みと役割分担」
「企業を成長させるための育成と放任」の4つに分解し、
それぞれについて各章で説明。
インターネット時代におけるルールの変質や、
日本が得意でない「ルールメイキング」にどういうスタンスで臨めばいいのかについてもふれる。

・ニュートンでも理解できず、大損を被った「信用ルール」
・交通ルールより先にできた、フランスカーレースの独自ルール
・ルールが生んだ万博ブームと、その終わり
・謎の男、サトシ・ナカモトが世界に広げたルール
・国によって異なる「ルールの好み」
など、誰かに話したくなるトピックを交えながら、解説する。

内容説明

世の中を大混乱に陥れた数々のバブル崩壊に見る「信用ルールの物語」。創造することへの欲求に、利益という燃料を注いだ「特許ルールの大切さ」。自動車産業創世期、ルールにとどめを刺されたイギリスと、ルールによって普及させたフランス・ドイツ。その違いとは?自由競争か、規制か。今でも世界を悩ませる育成ルールの各国別の事情とは?ルールの構造を劇的に変えた、インターネットの破壊力。ルールは変えられる。ルールを破壊し、創造した人たちの歴史ストーリー。

目次

1 ルールは「遊び」から始まった
2 期待と安心感―お金と「信用」のルール
3 拡散とコントロール―知財の創造ルールで産業を振興する
4 巻き込みと役割分担―イノベーションを巡るルール対決
5 アシストと放任―企業を成長させるルール
6 インターネットがルールメイキングを変えた
7 ルールの一生

著者等紹介

伊藤毅[イトウタケル]
弁護士。フレックスコンサルティング代表取締役。1971年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修士課程(商法専攻)修了。1999年弁護士登録。外資系法律事務所等を経て、ルールメイキング/スキームメイキングに特化したフレックスコンサルティングを創設。民間企業の戦略立案支援のほか国の政策立案支援等にも多数従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
ルールを誰かが定めて、運用していくことで変わり、時代にそぐわなくなると消えるライフサイクルとその興亡の歴史から、仕事と生活に関わる「ルール」の意外な秘密に迫る一冊。本書はビジネスにおけるルールの役割を「信用の維持」「創造物の拡散とコントロール」「巻き込みと役割分担」「企業を成長させるための育成と放任」の4つに分解して、その本質を理解し、どのように影響しているのかを読み解いていて、時と状況に応じて最適解が変質してゆくルールメイキングを日本人は苦手としていますが、それを考える上でもなかなか興味深い一冊でした。2022/02/13

ta_chanko

21
同じフットボールが「脛蹴り」を禁止するサッカー(紳士のスポーツ)と、容認するラグビー(勇敢なスポーツ)に分裂。決着をつけたいヨーロッパと、調停や和解を重んじるアジア。決闘好きのフランスと、それを嫌うイギリス。変化を嫌う農耕社会を支配したカトリック教会と、商業社会の発展とともに生まれたプロテスタント。さまざまなルール・規制・特許などが社会をつくる。ルールが生まれ、時代や状況に合わせてチューニング・トリミングされる。あまりに自由度を狭める(チョーキング)と、社会が停滞・硬直化する。2022/04/15

はとむぎ

14
ルールという側面から、紐解く世界史。切り取り方を変えると、世界も見え方が変わって非常に興味深く読めた。コスト重視のイギリス、ロマンチックなフランス、技術重視のドイツ、分解が好きなアメリカ、調和重視の日本。確かにそんな面あるかも。2022/08/14

Mc6ρ助

14
『日本人は、周りの人々との調和が大義名分となっている場合は、それがルールに違反していたとしても・・その典型的な例が、交通ルールです。・・前後の車の流れが一体化していれば、多少の速度違反も、これを無視して全体の流れを優先してしまいます。赤信号の横断歩道で、車がまったくいない場合の対応なども、・・日本人は、赤信号以上に周りの人がどうするのかを気にする傾向があります。(p228)』ルールで切り取る世界の見方、東インド会社が口先一つの独占権で作られたなど目から鱗が一杯だけど空気に流されルール第二の日本は大変。2022/06/14

リットン

13
歴史本というよりは、解釈本という感じ。歴史を見る角度として、ルールに着目して現代をみる目線が面白い。解釈なので、うーん、その解釈ってどうなん、みたいなのもあったが、総じて読みやすかったしよかった。チューリップの暴落のくだりなんかは、歴史は繰り返すんだなあという感じ。ちょっとイギリス人は〜とか、フランス人は〜とかは経験に基づいてなんだろうけど、ステレオタイプ的な解釈じゃないかとは思った2022/06/01

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