出版社内容情報
【紀伊國屋書店チャンネル】
ルールを知れば、ビジネスがわかる
歴史を知れば、ルールの見方が変わる!
われわれの仕事と生活にかかわる「ルール」の意外な秘密に迫る、
知的エンタテインメント!
争いを解決する。ゲームを面白くする。ビジネスを円滑に進める――
われわれの周りには、様々な「ルール」が存在する。
ルールは、誰かがそれを定め、運用していくことで変わり、時代にそぐわなくなると消える、
というライフサイクルを経る。
本書は、そうしたルールの興亡の歴史を知ることで、
その本質を理解し、いまのビジネスにどのように影響しているのかを読み解く
ビジネスエンタテインメント本である。
本書ではビジネスにおけるルールの役割を
「信用の維持」
「創造物の拡散とコントロール」
「ビジネスを広げるための、巻き込みと役割分担」
「企業を成長させるための育成と放任」の4つに分解し、
それぞれについて各章で説明。
インターネット時代におけるルールの変質や、
日本が得意でない「ルールメイキング」にどういうスタンスで臨めばいいのかについてもふれる。
・ニュートンでも理解できず、大損を被った「信用ルール」
・交通ルールより先にできた、フランスカーレースの独自ルール
・ルールが生んだ万博ブームと、その終わり
・謎の男、サトシ・ナカモトが世界に広げたルール
・国によって異なる「ルールの好み」
など、誰かに話したくなるトピックを交えながら、解説する。
内容説明
世の中を大混乱に陥れた数々のバブル崩壊に見る「信用ルールの物語」。創造することへの欲求に、利益という燃料を注いだ「特許ルールの大切さ」。自動車産業創世期、ルールにとどめを刺されたイギリスと、ルールによって普及させたフランス・ドイツ。その違いとは?自由競争か、規制か。今でも世界を悩ませる育成ルールの各国別の事情とは?ルールの構造を劇的に変えた、インターネットの破壊力。ルールは変えられる。ルールを破壊し、創造した人たちの歴史ストーリー。
目次
1 ルールは「遊び」から始まった
2 期待と安心感―お金と「信用」のルール
3 拡散とコントロール―知財の創造ルールで産業を振興する
4 巻き込みと役割分担―イノベーションを巡るルール対決
5 アシストと放任―企業を成長させるルール
6 インターネットがルールメイキングを変えた
7 ルールの一生
著者等紹介
伊藤毅[イトウタケル]
弁護士。フレックスコンサルティング代表取締役。1971年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修士課程(商法専攻)修了。1999年弁護士登録。外資系法律事務所等を経て、ルールメイキング/スキームメイキングに特化したフレックスコンサルティングを創設。民間企業の戦略立案支援のほか国の政策立案支援等にも多数従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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