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出版社内容情報
●コーチングに加えてカウンセリングが求められる時代に
現代は、極めて不確実で先が読めない時代になりました。そういった時には、明確なゴールを描き、ゴールに向けて目標達成の手段を描くコーチングでは限界があるように感じます。そうではなく、先が読めずゴールすら描けないことを認め受け容れ、その上で上司と部下が二人三脚で試行錯誤を重ねていく、カウンセリングこそが求められる時代なのではないでしょうか。
●メンバーに語らせる。意見をしない。
カウンセリングの技術は、「質問よりも傾聴」し、相手が話す環境をつくること。決して自分から意見せず、現状認識をまず共有することが大切になります。そうして相手の気持ちに変化が見られてきたら、個人で自分の道しるべを作らせるのです。決して目標を強要することはありません。
本書ではコーチングやティーチングと、カウンセリングの技術をときに比較しながら、カウンセリングの具体的な方法、成功・失敗例をストーリーマンガも使いながら丁寧に解説します。
内容説明
1on1でもリモートでも役立つコミュニケーション手法。質問な助言の前に、部下に共感しよう。悩める管理職、リーダー必見!
目次
第1章 カウンセリングが引き起こした五つのミラクル(悩みが消える「もっと早く相談すれば良かった!」;活力が湧く「仕事がしたくてたまらなくなりました!」 ほか)
第2章 職場で使える三つの技術―カウンセリング、コーチング、ティーチング(コーチングではこうする;ティーチングではこうする ほか)
第3章 カウンセリングに何が起きているのか(すべてに共通するバイスティックの七原則;ただ聴くだけで変化が起きるクライエント中心療法 ほか)
第4章 今すぐ使えるカウンセリングの技術(壁になる―意見を加えずそのまま返す;エピソードを聴く―要約ではなく瞬間を再現する ほか)
第5章 職場でカウンセリングを活かす具体策(WHY―「なぜ」カウンセリング型コミュニケーションなのか?;WHAT―カウンセリング型コミュニケーションは「何を」しているのか? ほか)
著者等紹介
小倉広[オグラヒロシ]
小倉広事務所代表取締役。心理カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ、組織人事コンサルタント。大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト株式会社(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表取締役を経て現職。リクルート社在職中の昇進うつを機に心理学と心理療法を学び始める。日本アドラー心理学会正会員、日本ゲシュタルト療法学会会員。現在、研修講師として年間300回登壇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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