中国のCASE革命―2035年のモビリティ未来図

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中国のCASE革命―2035年のモビリティ未来図

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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532324049
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

出版社内容情報

●3つのステージで進む中国のモビリティー革命
 中国は、2035年に近代化国家の形成をめざし、スマートカーの発展、スマート交通の実現、スマートシティの構築など、3つのステージに分けて国家戦略を推進しています。
第1ステージ:クルマの電動化(E)をベースとし、コネクティッド技術(C)等を備えたスマートカーを生産・普及
第2ステージ:5Gやデータセンターなどニューインフラの整備により、交通事故の減少と交通渋滞の緩和を実現するスマート交通が普及し、シェアリングサービス(C)、自動運転(A)を含む中国版のMaaSを確立
第3ステージ:スマートモビリティや、スマートグリットなどプラットフォームで都市・町・コミュニティを管理・運営するIoT社会を実現し、中国独自のスマートシティを構築
 本書は中国版のCASEやMaaSを軸とし、5Gとニューインフラ、スマートファクトリーとAIの推進など、様々な角度から中国のモビリティー革命を描き、日系企業の対応を議論します。筆者の前著『2030 中国自動車強国への戦略』はアナリストや研究者も立ち入りにくい中国自動車産業の現場情報を盛り込むことで高く評価されています。
 前著刊行後の読者の多くの質問は「中国ではどのようにCASE革命が進行しているか」であり、本書はその要望に応え、日本企業の抱える以下の課題についても解説します。
 日中の自動車メーカー、サプライヤー、電池・材料メーカー等、直近3年間で約300社にのぼる訪問を重ねてきた中国自動車界を知り抜いた著者による情報満載の本です。

内容説明

2035年に近代化国家の形成をめざす中国は、「中国製造2025」「中国標準2035」を軸として、「製造業強国」「自動車強国」「スマートカー強国」「交通強国」「知財強国」など一連の戦略を打ち出した。こうした国家戦略の背後にあるシナリオは、巨大な市場需要を生かし、多くのテック企業が参入することにより、日米欧企業が寡占する産業・バリューチェーンを根底から再構築し、チャイナ・デファクトスタンダードを握ることだ。こうした国家戦略の実現の一翼を担うCASEでは、電動化シフト、スマートカーの開発、スマートシティの構築の3つのステップに分けて、モビリティ社会の建設を推進しようとしている。本書は、中国のCASE革命の実態を、多くの中国地場企業や在中国の外資系企業から得られたリアルな情報にもとづき描く。

目次

序章 襲来する中国「CASE革命」の荒波
第1章 中国が目指すCASE革命の正体
第2章 ステップ1 電動化(E)からの始まり
第3章 自動車業界の異変
第4章 電池業界の進化
第5章 ステップ2 スマートカー強国を目指す
第6章 ステップ3 スマート交通とスマートシティ
第7章 モビリティ革命の担い手
第8章 中国CASE革命と日本企業の対応

著者等紹介

湯進[タンジン]
みずほ銀行法人推進部国際営業推進室主任研究員。上海工程技術大学客員教授、博士(経済学)。2008年にみずほ銀行入行。自動車・エレクトロニック産業を中心とした中国の産業経済についての調査業務を経て、中国自動車メーカーや当局とのネットワークを活用した日系自動車関連の中国事業を支援。現場主義を掲げる産業エコノミストとして中国自動車産業の生の情報を継続的に新聞・経済誌などで発信。NHK、テレビ朝日、ラジオNIKKEIなどに出演、国内外で講演を行う。中国国家社会科学基金プロジェクト、精華大学全球共同発展研究員プロジェクトに参加・報告書執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竜玄葉潤

3
中国のすごさは感じられるが、それだけ。CARであって、CASEではない気がする。共産党抜きで繋がれないか?2021/10/19

2
家電化するモビリティ。2021/11/02

のっち

0
中国のCASE関する動向を記している。ポイントは以下かと ・EVのサプライチェーンは擦り合わせではなく、水平分業になるため、歴史の浅い中国はビジネスの覇権を握りやすいと考えている。 ・サプライチェーンの重要なポイントはシステム統合性をもつ部品メーカーになる(tier0.5)。一部は垂直統合は残る。 ↓ 中国は良くも悪くも速度が速く、EVに関するサプライチェーンもいろいろな動きがある。この本もある一時点の中国の動向を記しているだけなので、最新の取り組みを把握し、サプライチェーンのキーを抑えることが大切。2023/11/25

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