出版社内容情報
「働き方改革」に伴う労働法制度の整備に一応の目途がつきました。本書は、この改革を実務面で担った著者が、企業の経営者やマネジャーなど実務家向けに、新しく整備された労働法制度を総合的に解説するガイドブックです。 本書は、「働き方改革」のみならず、労働法制度で実務家が知っておくべきポイントを総合的に、かつ詳細に解説するため、すでに「改革のポイント」を知っている読者にとっても必携の書です。 働く現場で何が起こっていて、どのような狙いで制度が整備されたかも併せて解説されるため、本質的な理解ができます。
内容説明
労働時間の法的上限、同一労働同一賃金、年休取得日数の義務化、パワハラ防止対策、若者・女性・シニアの活躍推進…。働き方改革を契機に、労働法制度が広範にわたり、大きく変わりつつあり、事業者も企業制度の見直しを迫られている。どの分野で、どのような対応が必要なのか―。制度改革に携わった著者が自ら平易に、具体的に解説する完全ガイド。経営者、マネジャーほか、実務者必携の一冊。
目次
第1章 募集・採用から退職まで
第2章 賃金
第3章 労働時間
第4章 働きやすい職場
第5章 健康と安全
第6章 対象別の雇用管理
第7章 労使関係と労使紛争
著者等紹介
岡崎淳一[オカザキジュンイチ]
昭和32年3月生まれ。昭和55年3月東京大学法学部卒業。同年4月労働省(当時)入省。厚生労働省大臣官房長、職業安定局長、労働基準局長を経て、平成27年10月厚生労働審議官。平成29年7月厚生労働省を退官。現在、東京海上日動火災保険株式会社顧問、日本大学法学部客員教授、社会保険労務士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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