出版社内容情報
●データ・ロジック+心理的要素が鍵に
膨大なデータの蓄積が、次なるマーケット予測につながり、顧客に働きかける時代。相手を説得させるために、理詰めで考え、相手をうならせるプレゼン。仕事は省力化され、かつ、ターゲットをはずさないマーケティングがかなりの精度で行われるようになってきたとされる。社外でも社内でも。
しかし、ステレオタイプ化したターゲット広告は、顧客の気持ち悪さを誘発し、スキのないプレゼンは、少しは口を挟みたい人の反感を買う。メンタルヘルスの社員は増え続け、コミュニケーション不足の会社は、分析が完璧でも実行力に欠ける。こういう時代でもあっても、心理学がビジネスを動かす要素としては欠かせない。
本書は、ビジネスで必要な心理学の要諦を4ページ×70項目で解説するもの。
●職場の質問をベースに。図表をいれて理解力アップ
著者の榎本氏がたずさわった実際のケースをクエスチョンにし、それに答えていくかたちになっている。見出しに心理学用語を残したことで、事例の意味づけを理解し、他のケースにも応用できるようにしている。ビジネス心理学の基本的考えが網羅できる一冊。
内容説明
データ+ロジックだけでは、仕事は前に進まない!マズロー、アドラーからカーネマンまで。モチベーション理論からコミュニケーション手法まで。エゴグラム、レジリエンス、行動経済学…ビジネスで必要な心理学の要諦50を紹介。
目次
1 モチベーションの心理学―どうしたらやる気が高まるのか?(失敗談の思わぬ効果―上方比較・下方比較;できる人をさらに活かすためには?―成功追求動機・失敗回避動機 ほか)
2 人事評価の心理学―どうしたらその不満を解消できるのか?(成果主義だけで測れない能力―評価次元の明確化;人間はいかに思い込みで人を評価しているか?―気分一致効果 ほか)
3 職場の人間関係の心理学―どうしたらややこしさを切り抜けられるか?(手柄を奪う人の心理とは?―利己的帰属;自信のない上司への対処法―見下され不安 ほか)
4 リーダーシップの心理学―集団をうまく引っ張るには?(ついていきたいと思う人間像とは?―影響力の基盤;すぐに反発する部下への対処は?―承認欲求 ほか)
5 マーケティングの心理学―どうしたら売上げを伸ばすことができるか?(節約家でも無駄遣いをしてしまうのはなぜか?―心理的財布・心的会計;こだわりの個人差を整理するには?―多属性態度モデル ほか)
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
MP人間科学研究所代表、心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学助教授等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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