出版社内容情報
先が見えないVUCAの時代、経営トップも意思決定の難しさに頭を悩ませている。
そんなトップに対して、違う視点からの問題提起を行い、議論を活性化させ、
時には周囲と衝突しがらも、より質の高い意思決定へと導いていくのが、
いま求められている「経営参謀」の仕事だ。
戦略コンサルファームとして数多くの企業の意思決定を支えてきた
ボストン コンサルティング グループの日本代表が、
経営参謀の果たすべき役割を分析し、明らかにしたのが本書である。
センスのある参謀とない参謀は、なにが違うのか。
筋が良さそうなロジックが、途中でつまずくのはなぜなのか。
なぜ、突然議論の方向性がトップのひとことで変わってしまうのか。
精鋭を集めたはずのメンバーにもかかわらず、停滞してしまう原因は何なのか。
いつまでたっても議論が積み上がらないのはなぜなのか。
そのとき、参謀は何をすべきなのか。
数々の現場で参謀たちと仕事をし、また自らも参謀的な役割を果たしてきた
著者だからこそ書けるノウハウや心得を具体的に説明。
企業からの依頼で参謀向けの研修や講義も多数行っており、
その経験も本書に盛り込まれている。
真のプロフェッショナルとして、そして未来の経営トップとして
読んでおくべき「教科書」である。
内容説明
先の見えない時代に、経営層を刺激し、動かし、より良い意思決定へと導く―そんなプロ人材に求められる能力を明らかにし、成長へのヒントを示す。BCG日本代表が贈る、次世代リーダーへのメッセージ!
目次
第1章 経営参謀の仕事とは何か?
第2章 センスのない参謀のケース―典型的なコケる10のパターンからの学び
第3章 課題と論点の見立て―解くべき課題を設定し、潰していくべき論点の粒度と順序を見極める
第4章 意思決定シナリオのデザイン―意思決定のメカニズムを読み、プロセスを組み立てる
第5章 議論の誘発―考えさせられる材料と質問の突きつけで刺激する
第6章 参謀としてのセンスに必要な能力
第7章 明日からでもできるトレーニング
著者等紹介
杉田浩章[スギタヒロアキ]
ボストンコンサルティンググループ日本代表。東京工業大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。株式会社日本交通公社(JTB)を経て現在に至る。消費者・生活者向けビジネス、メディア・通信、産業財等の業界を中心に、デジタルトランスフォーメーション、新規事業開発、事業構造改革、組織・ガバナンス改革、マーケティング戦略策定・実行支援、営業改革等のコンサルティングを数多く手掛けている。BCGグローバルのハイテク/通信/メディア分野に関するエキスパートグループ、および、消費財/流通分野に関するエキスパートグループのコアメンバー。国連世界食糧計画(WFP)協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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