タルピオット―イスラエル式エリート養成プログラム

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タルピオット―イスラエル式エリート養成プログラム

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532323349
  • NDC分類 336.47
  • Cコード C0034

出版社内容情報

第2のシリコンバレーと言われるイスラエルでは、なぜイノベーションが起き続けるのか。
国防軍のエリート組織「タルピオット」にはじまり、教育、注目の起業家への取材などからその秘訣を探る!

◆グーグル、マイクロソフト、IBM、フェイスブック、ebay・・・・・・世界の大企業がイスラエルにR&D拠点を設置する。欧米の大手金融機関も続々と集結し、日本でも住友商事やソニーがイスラエルを中心とした革新的な技術を保有するスタートアップ企業への投資を本格化し始めた。「第2のシリコンバレー」と呼ばれ、注目を集めるイスラエルのイノベーションを生むための秘密は軍隊にあった。本書では、なかでも精鋭部隊と名高い「タルピオット」で行われているイノベーションをうむためのプログラムを日本で初公開する。

◆イスラエルは、プログラミングでの義務教育化や、男女皆徴兵制により、ITを中心としたイノベーションが盛んだ。男女皆徴兵制があり、国民は18歳頃から2、3年軍隊に勤務する。それぞれの兵士は、いくつかのテストを受けることで、自分の資質に最も適した部隊で訓練を積むことになるが、中でも特に優秀な層は1万人に50人程度の割合で選ばれる「タルピオットプログラム」に所属する。ここでリーダー教育を受け、各部隊でサイバー攻撃を含め実践を学ぶ。タルピオットのメンバーは出自や地域を問わず集められ“同じ釜の飯を食う”3年間を過ごし、徹底的に実践・知識のノウハウや困難や課題への向き合い方をたたき込まれる。こうして育った人材が、スタートアップ起業家になっている。また、軍隊での交流は、40代後半まで毎年続く予備役でも受け継がれている。年に1度同窓会のように顔を合わせ、それぞれの活動の成果や近況を報告しあうことで、世界各国で活躍する卒業生たちの強固なネットワークの構築に役立っている。

◆本書では、イスラエルで注目の起業家へのインタビューも豊富に盛り込んでいる。また、近年ビジネス面で注目されるイスラエルとの協業との可能性についても、成功するパターンや失敗するパターンを実例などとともに紹介する。

内容説明

なぜイスラエルは「中東のシリコンバレー」と呼ばれるようになったのか?日本初公開!元インストラクターが秘密を徹底解説。

目次

第1章 「中東のシリコンバレー」イスラエル
第2章 「スタートアップネーション」の誕生
第3章 イスラエルを支える「エコシステム」の秘密
第4章 なぜ、日本企業にイスラエルのスタートアップが必要なのか
第5章 イスラエルスタートアップと組むヒント
第6章 イスラエルとの協働から日本を変える

著者等紹介

石倉洋子[イシクラヨウコ]
一橋大学名誉教授。バージニア大学大学院経営学修士(MBA)、ハーバード大学大学院経営学博士(DBA)修了。1985年からマッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルティングに従事した後、1992年青山学院大学国際政治経済学部教授、2000年一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、11年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。資生堂、積水化学社外取締役、世界経済フォーラムのNetwork of Expertsのメンバー。「グローバル・アジェンダ・ゼミナール」「SINCA-Sharing Innovative & Creative Action」など、世界の課題を英語で議論する「場」の実験を継続中。専門は、経営戦略、競争力、グローバル人材

ルベンチック,ナアマ[ルベンチック,ナアマ] [Rubenchik,Naama]
1992年イスラエル生まれ。高校を卒業後、3年間イスラエル国防軍のトップ情報収集部門の「8200部隊」という部署で勤務。国防軍では、情報収集コースのインストラクターに選ばれる。退役後テルアビブ大学で経済及び東アジア研究を行い、2016年に卒業。在学中、コンサルティング会社のGTM戦略部門でマーケターと戦略アソシエイトとして働いた。16年~18年の間在イスラエル日本大使館に勤め、18年に文科省の奨学金で京都大学大学院経済学研究科に留学。19年からイスラエルに戻りフリーのコンサルタントとして活躍する

シュスマン,トメル[シュスマン,トメル] [Shussman,Tomer]
イスラエル国防軍のエリート教育集団、タルピオット・プログラム元チーフインストラクター兼副司令官。テルアビブ大学物理学修士。2012年度タルピオット・プログラム最優秀士官賞受賞。イスラエル国防軍シニア・リサーチャー兼プロジェクト・マネージャーを経て、18年7月までタルピオット・プログラムチーフインストラクター兼副司令官としてプログラムを統括。現在ヘルスケア分析関連スタートアップ企業を設立中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山のトンネル

6
イスラム圏の人と仕事をする上で彼らの価値観を学べる。2022/01/02

hekisui

6
◆タルピオットとは、成績優秀な高校生約1万人の中から選抜された50人が受けられる技術エリート養成プログラムで、イスラエル国防軍、ヘブライ大学、産業界が共同で英才教育を施す。◆1970年頃から政府が企業の研究開発に対して助成。ハイテクグローバル企業がイスラエルに研究開発拠点を設置し始める。1993年のヨマズプログラムでは、政府が1億ドルを投資して、10件のベンチャーキャピタルを立ち上げる。◆言われた通りにはやらず、必ず自分なりに工夫する。徹底的に疑うことでイノベーションが生まれる。失敗を許容する文化。2020/10/08

miki

5
タイトルにあるイスラエル国防軍のエリート養成プログラムの説明もあるが、基本的には「なぜイスラエルでは多くの起業家が育つのか」について論じられている。失敗をポジティブに捉え、スタートアップで失敗してもキャリアに箔がつくような文化。前提を疑い、積極的に議論する国民性。知らないことが多くて面白かった。2022/09/08

しんい

5
イスラエル軍のエリート養成プログラムを紹介したもの。50名/年に特別な研修を3年間かけて受けさせる。イスラエル人も書いているが、残念ながらインタビューのみで、実際なプログラムは取材できていない(と、思われる)。国防に関わるのので仕方ないかもしれないが、少し残念でした。2021/05/26

Ujiro21

4
イスラエル教育に興味を読む。タルピオットプログラム。高校生から成績優秀者を選別し軍事プログラムを含めたエリート教育を施す内容。中には参謀本部の作戦にまで関わり、退役後は得た知識でスタートアップ立ち上げ貢献。プログラムの脱落者は1/4。卒業生は過去40年で1000名。著者は卒業生数を成果を主張するが、年間30名弱のエリート教育であれば、軍事的な側面を除きどの国においても共同プロジェクトへの参画や企業はあるのではと思いつつ。落ちこぼれた人や課題そのものを語らないスタイルが怖い。その上、企業ビジョンを語られても2023/08/19

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