カルロス・ゴーン 国境、組織、すべての枠を超える生き方―私の履歴書

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532322083
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「本書が、私の人生の集大成だ」──経営について、これからの世界について、人生について。カリスマ経営者が語り尽くす!「20年前なら人間は生まれた場所で働くのが普通だった。
だが、これからは世界を舞台に働き、生活するようになる。
グローバル化には犠牲も伴う。
私も様々な犠牲を払ってきた。
それでもグローバル化は人の限界を取り除き、新たな可能性に気づかせてくれる。
日本人の多くもそんな時代を生きることになる。」

日本とフランス、2つの国で大企業のトップを務める、レバノン出身のブラジル人。
国境も、企業の壁も、すべての枠組みを超え、
常にリスクをとってチャレンジし続けた、
そんなカルロス・ゴーンの半生記です。

・2017年1月に日経本紙に連載された「私の履歴書」をまとめました。
・第1部が「私の履歴書」、第2部が「ゴーン名語録」。エピローグとして新規書き下ろしを掲載
・巻末に「英語で読む履歴書」を掲載

プロローグ

 第1部 私の履歴書
第1章 多国籍世界の住人

第2章 コストカッター

第3章 リバイバル(再生)

第4章 危機、そして新たなる挑戦

第5章 アライアンス

 第2部 カルロス・ゴーン名語録

エピローグ

Carlos Ghosn:Citizen of Many Worlds[English version]

カルロス・ゴーン[カルロスゴーン]
著・文・その他

内容説明

「さあ、冒険の旅に出よう」リスクをとり、挑戦し続けたカリスマが今こそ伝えたいこと。

目次

第1部 私の履歴書(多国籍世界の住人;コストカッター;リバイバル(再生)
危機、そして新たなる挑戦
アライアンス)
第2部 カルロス・ゴーン名語録(グローバリゼーション;アライアンス;リーダーシップ;意思決定;ダイバーシティ;日産の再生;イノベーション;教育とは)

著者等紹介

ゴーン,カルロス[ゴーン,カルロス] [Ghosn,Carlos]
1954年3月9日ブラジルポルト・ヴェーリョで誕生。1956年頃リオ・デ・ジャネイロに転居。1960年頃祖父の母国であるレバノン・ベイルートに転居、イエズス会系の「コレージュ・ノートルダム」で教育を受ける。1974年(仏)国立理工科大学(エコール・ポリテクニーク)を卒業。1978年(仏)国立高等鉱業学校(エコール・デ・ミーヌ)を卒業。1978年9月ミシュラン入社。1985年7月ブラジルミシュラン取締役社長。1989年4月北米ミシュラン取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もくもく

3
本書は、2017年に日経新聞に連載された「私の履歴書」がまとめられたもので、2018年3月23日初版でした。 第一章は自伝、レバノンとブラジルに縁を持つ祖父や父、ナイジェリア・レバノン・フランスに縁を持つ母の間に、ブラジル・アマゾン川流域で生まれ、レバノンで育ち、フランスで教育を受け、フランス・ブラジルで職歴を開始する…そんな来歴が語られます。生まれながらの多国籍環境の下で育ったゴーン氏が身につけたグローバルな視野を語り、企業経営への思いを語り、自らの業績を誇り、将来を見据えた提言を延べます。 2020/01/12

plumriver

2
逮捕、海外逃亡後の今読むと、なかなか面白い。今、私の履歴書を書いたら、日本は私のアイデンティティの一部とか言わないだろうな笑 私が日産を卒業したら色んな国に身を置いて、とか書いてあるけど、まさかレバノンに留まることになるとは思ってもみなかったろうな。ゴーンが本当に会社のカネを私的に使っていたのか、日産の謀略なのかは分からないが、人間どこで転ぶか(もしくは転ばされるか)、まさに一寸先は闇。あと、リーダーは周りの人がリーダーと認識して初めてリーダーになる、って良い言葉。2020/02/05

snakedoctorK

1
どこからどう読んでも名経営者。ま、自著だから当然だけど。 ルノーと日産はアライアンスであって合併等はありえない。このアライアンスという関係に大きな自負を持っているんだよねぇ。 今回の騒動はどうなのかねぇ。2019/05/31

1
双方の会社に人を行かせる、M&Aではなくアライアンスだから。人間のモチベーションを左右するのは帰属意識。日産は提携を通じて多文化という競争力を身につけた。今後は? ・the power comes from inside ・数字を追うよりブランドや販売力を磨く ・企業の強さは多様性の中に ・リーダーとは結果を出せる人、意見を言え、共感されること ・行動の迅速さ ・信頼は成果と透明性の上 ・リスクは機会、シンプルな自信と覚悟を持つ ・グローバルなマインドセット ★バランスを保つことは難しい

たろ☆

1
随所に印象的な言葉が出てくるが,「企業の強さは多様性の中に眠る」というフレーズが特に刺さった。企業を組織と言い換えてもいいと思う。その眠っているものを最大限に引き出すにはどうしたらいいのか。そこが経営者=組織のリーダーの腕の見せ所。2018/05/29

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