社会が選ぶ企業

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532322014
  • NDC分類 335.13
  • Cコード C0034

出版社内容情報

世界的に高まる「社会との関わり方」で企業を選別する動きにどう対応すべきか? 最前線を知る筆者が、生き残る企業の条件を探る。「数字に表れない情報」の伝え方による選別が始まった。 9割の企業が「ノー」を突きつけられるかも!

◆儲けるだけではノーを突きつけられる
 コーポレートガバナンス、スチュワードシップ、ESG――世界はいま1つの大きな流れを加速させています。キーワードは社会から「選ばれる企業」。雇用や社会の発展への寄与、環境・貧困・犯罪問題への対応など、グローバル社会の安定維持と持続的成長に、どのように貢献しているか? 社会的存在としての価値を継続的に増大させているか? これらを基準に投資先や製品・サービスを選別する動きが活発化、対応できない企業はやがて淘汰される時代を迎えようとしているのです。
 日本で進むガバナンス改革も、この大きな流れの中にあります。例えば、巨額資金を持つ欧米の機関投資家は、ほとんどが企業に長期的成長と持続的な社会貢献を求め、それを基準に選別する投資スタイルを持っています。制度改革に汲々とし、おざなりな対応をしていたのでは、やがてこうしたうねりに飲み込まれ、(株式、製品・サービスの)2つの市場からの撤退を余儀なくされるかもしれません。

◆これから企業はどのように対応していくべきか?
 本書は、グローバル展開するコンサルティング会社の日本人スタッフが、過去20年以上にわたる企業、投資家等へのヒアリングなどを踏まえ、その核となる、?見えざる資産(Intangibles)、?存在意義(Materiality)、?社会から課せられた責任(Responsibility)、?グローバル社会への貢献(Outcome)の4つのポイントで整理。さらに先進企業の実際の取り組みを紹介するものです。自社の見えない資産までをどう評価し、表現・アピールすればよいのか。ステークホルダーとの関係をどのように構築すべきか。激変するグローバル社会のなかで生き残っていくために必要な考え方を提供します。

? 企業価値の源泉――比重高まる「見えざるもの」Intangibles

? 問われる存在意義――マテリアリティMateriality

? 社会から課せられた責任――Responsibility

? アウトカム(成果)を生み続ける企業――Outcome

ケーススタディ 先を行く企業たち――消費財の巨人、ユニリーバの事例

KPMGジャパン 統合報告センター・オブ・エクセレンス[ケーピーエムジージャパントウゴウホウコクセンターオブエクセレンス]
編集

内容説明

「数字に表れない情報」の伝え方による選別が始まった!「インタンジブルズ」「マテリアリティ」「レスポンシビリティ」「アウトカム」の4つのキーワードから、新しい経営と情報開示のあり方を説く。

目次

1 企業価値の源泉―比重高まる「見えざるもの」Intangibles(見えざるものの正体;ぶつかり合う価値観 ほか)
2 問われる存在意義―マテリアリティMateriality(意思決定のベースとなる企業の根幹;キャッシュフローに影響を及ぼす不確実な要素 ほか)
3 社会から課せられた責任―Responsibility(ソーシャルライセンス―社会が求める根源的責任;社会のなかでの役割を担う ほか)
4 アウトカム(成果)を生み続ける企業―Outcome(良い企業はローカルでグローバル;財務的価値の重要性 ほか)
ケーススタディ 先を行く企業たち―消費財の巨人、ユニリーバの事例(選ばれ続ける企業;環境的、社会的課題と持続的な価値向上への取り組み ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

40
自粛期間中のお勉強本。ではあるのですが、これを選んだのは、最近「悪の枢軸」が移動しつつあるなあ、と思うからで。つまり90年代のスリラーだと、グローバル企業はたいてい悪で、環境破壊の秘密とか握った主人公は、ジャーナリストや検事、あるいは国際機関など、正義っぽいものを頼って逃げたものです。ヤクザ使って追う企業の裏に国家でもあれば、これぞ巨悪。しかし今では主人公がその場でSNSに流すと、企業が即死するので、企業はむしろ善良に見せようと命がけです。そして現代で巨悪を目指すには、むしろ検察やWHOの協力が。。。2020/05/21

Tenouji

12
企業に対する評価視点が、日本は2周回遅れ以上のものを感じます。2018/07/09

MatsuNoHon

3
SDGs,ESG,社会的責任,統合報告···。グローバル社会が突きつける課題。企業の存続に「ノー」わ宣告されることなく、持続的成長を達成するためのキーワードは4つ。 ·見えざるもの·マテリアリティ·レスポンシビリティ·アウトカム これらを有機的に結びつけ、社会的な課題の解決を通じて財務的な価値と社会的価値の双方を生み出す企業だけが生き残る。 アウトカム〈成果〉は、製品やサービスだけではない。影響力なども。 企業による価値創造がどこを向いているか。共感できることで、顧客も従業員もついてくる。2018/05/17

あんさん

2
統合報告書のことを知ろうと読んだが、私には抽象的な内容で今一つ頭に入って来なかった。「この会社はこんな風に社会に役立っていて、将来はさらにこんな風に役立って、かつ成長するんですよ」と言えないといけないのは何となく分かった。2020/07/14

kaz

2
SDGs、ESG等、最近、よく耳にするようになった言葉だが、まだまだ根付いているとは言えない。企業価値の源泉、企業の存在意義等をしっかり考えるきっかけになる。 2018/08/04

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