出版社内容情報
選んでもらえない、買ってもらえない。その原因の多くは「価値」を伝えていないから。SNS時代だからできる、価値の伝え方を伝授。
内容説明
ロングセラーが全面改訂。「売れる商品」はない。「売れる売り方」があるだけ。これからの時代、あなたの会社やお店を選んでもらう理由、それは「関係性」なんです。販促物、店舗運営、SNSの発信…すべてを「関係性」というキーワードで考えてみましょう。
目次
第1章 あなたの「価値」はどこにある?
第2章 「ゆるやかな関係性」という価値
第3章 「個を出す」という価値
第4章 「好き・楽しい」という価値
第5章 「編集」という価値
第6章 「逸脱する」という価値
著者等紹介
藤村正宏[フジムラマサヒロ]
1958年、北海道生まれ。明治大学文学部卒業。「体験を売る」という実践的マーケティング手法「エクスペリエンス・マーケティング」(エクスマ)の考え方で、集客施設や企業のコンサルティングを行う。経営者を対象とした「エクスマ実践塾」も開催。講演やセミナーは年間100回以上。フリーパレット集客施設研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もも
8
自営業の方向けの本だと感じた。商品を置いておけば売れる時代は過ぎ去り、これからは「影響力のある個人」から買う時代。だから、自分に価値をつけて売っていきましょうということ、かな。SNSを駆使し、個性を出して差別化すること。参考になったし面白い本だった。2018/09/17
サムライマニア
5
★★★★☆ゲス川谷はベッキーよりも早めに復帰した。これは男女差別ではない。売り物と売り手が違っていたからだ。川谷は「音楽」を「川谷」が売り、ベッキーは「ベッキー」を「ベッキー」が売っていた。価値の損失では後者の方が大きかった。ただそれだけなんだな。2017/08/19
maimai
4
米国の画期的なイノベーション、中国の急速な経済発展、東南アジアの技術力向上にともない日本における新しい価値基準の創造が求められている。そこで本書は自分の好きを追求して、時代の流れをみて適合することで差異性を生み出して自分をブランディングするスーパーブランディングの重要性を説いている。自分の中にある価値を自分自身が見つけ出し、それを自らが発信することが近代におけるマーケティングなのだと説かれている。自分の好きを追求して毎日ワクワクしている人に人は集まってくるとあるように、逸脱する勇気と知性が重要なのかな2020/10/22
ヨシコ
2
売れる商品はない。売れる売り方があるだけ。 SNS時代の価値=①関係性(関係性の深いところで消費する)価値観共有。広げるより深める。チラシ、ホームページ、ブログ、YouTube、ニュースレター、イベント、セミナーなどトータルなメディアで発信して繋がる。そして購入のタイミングを逃さない。②個(個性は人で出して行く)③好き(好きなことを取り入れ、新たな価値を生み出す)④編集(すでにある情報を自分のフィルターを通して魅力的に伝える)⑤逸脱(たくさんの選択肢があるとわかる。多様な視点を持つ)2017/09/10
カントク
2
昔から「モノを売るな、コトを売れ」と言われてきました。差別化ではなく独自化がより一層大事な時代になったのを改めて突きつけられた内容でした。SNSに特化した内容が多く、前著の方がいいという声も聞いたことがあったけど、それすらも著者の思惑じゃないかなと。価値、意味、個性、体験を付け、現在のネットという武器を利用して、戦わずして勝つために頭を使いたいです。2017/08/06