宅配がなくなる日―同時性解消の社会論

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宅配がなくなる日―同時性解消の社会論

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532321536
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C3034

出版社内容情報

なぜ、ヤマト運輸・三越伊勢丹は躓いたのか?「ネットで買えても欲しい時に届かない」問題を第一人者が「逆転の発想」で解く。

内容説明

なぜ、ヤマト運輸・三越伊勢丹はつまずいたのか?アマゾンの猛攻に日本企業は耐えられるのか?「ネットで買えても欲しいときに受け取れない!」問題を業界分析の第一人者が「逆転の発想」で解き明かす。

目次

第1部 なぜ、ヤマト、三越伊勢丹はつまずいたのか(宅配ネットワークが崩壊した本当の理由;三越伊勢丹を揺さぶった時空価値競争)
第2部 同時性解消と時間資本主義(同時性解消のインパクト―コミュニケーションから生産性へ;時間の効率化・快適化と同時性;空間シェアリングと時間価値)
第3部 近未来流通と同時性(アマゾンが仕掛ける3つの刺客;人間に残るもの;それでも人は移動する;人間の希少性が高まる時代)

著者等紹介

松岡真宏[マツオカマサヒロ]
フロンティア・マネジメント株式会社代表取締役。東京大学経済学部卒業。外資系証券などで10年以上にわたり流通業界の証券アナリストとして活動。2003年に産業再生機構に入社し、カネボウとダイエーの再生計画を担当し、両社の取締役に就任。2007年より現職

山手剛人[ヤマテタケト]
フロンティア・マネジメント株式会社産業調査部シニア・アナリスト。東京大学経済学部卒業。1999年、ウォーバーグ・ディロン・リード証券(現UBS証券)に入社。2003年に同社最年少でシニア・アナリストに就任し、小売セクターの調査を担当。50社以上の消費関連企業の格付けを行い、国内外のアナリストランキングで上位評価を受ける。2010年にクレディ・スイス証券に移籍。2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

41
アマゾンからの取扱量増加による黒猫の宅配システム制度の問題がニュースでも大きく扱われた事は、記憶に新しい。この問題を例として挙げながら、現在、そしてコレからの日本が必ず迎える対処しなければならない点を個人レベルまで掘り下げている点が、この本で印象に残った所。時間と場所の人と人との「同時性」について、深く考える機会が無かったので私にとっては良書でした。2017/07/03

かんちゃん

28
時間をリアルに共有せざるをえない同時性がビジネスを支配していた従来のモデルをAmazonがぶち壊そうとしている。同時性解消で時間効率は飛躍的に高まり、宅配やコンビニ、ましてや商店街は大きな転換を迫られる。創造時間価値の最大化、どこまでも人間臭い行為こそ生き残りの道と著者は言う。確かにそうだろう。余計なものを削ぎ落とすほど、かえって余計なものが恋しくなる。人間臭さの極みと言えば好いた惚れたの世界だ。仮想世界で過ごす時間が長くなり、人との交わりが商品価値となる時代がやってきているのだ。2017/07/06

緋莢

21
図書館本。タイトルの「宅配がなくなる日」、そして、帯の<ヤマト運輸・三越伊勢丹はつまずいたのか?>の三越伊勢丹はともかく、ヤマト運輸はつまずいたのか?が腑に落ちなくて、手に取りました。他の方も書いてますが、副題の「同時性解消の社会論」の方がメイン。<配達人と受取人が同じ時間や空間を共有して対面することを強いられている。この「同時性」の持つ〝非効率”をどのように解消し、セルフサービス化していくか>同時性の解消として、著者が提案するのは町中に自動販売機、郵便ポスト並に宅配ロッカーを設置するというもの(続く2018/02/02

Bun-ichi Kawamoto

12
時間資本主義が深化してくると人とモノとの関係は動的になり、物流も一つの企業がセンターを運営して配送してという自前主義のカタチではなく機能の組み合わせでサービスを実現するようなインフラ構造に変化していくのだろう。2017/08/22

はる坊

10
人は、豊富な品揃えや自宅を出なくても商品が届くといった、時間価値の「快適化」を求める一方、商品をすぐ手に入れたいという時間価値の「効率化」も求める。また、ネット通販を利用して、「同時性解消」を求めるが、実際にお店に出向いて人に会い商品に触れるなど、「同時性」も必要とする。宅配においては、受取人がいないと成り立たない現在の制度の問題点を指摘し、宅配ボックス等を全国津々浦々に設置することでそれは解消出来るのではないかと提言。宅配制度の根本的な解決が急がれる。2017/11/09

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