出版社内容情報
あふれる情報のうち仕事に役立つのはたった2割! 新聞、ネット、書籍……有用な情報だけを活用し、効率的、生産的に働く方法とは。
内容説明
効率的に情報を活用するには3つのルールを守るだけでいい。rule01:仕分ける→rule02:捨てる→rule03:整理整頓する。では、どうやって役立つ情報を見分けてビジネスに活かすのか。多忙な生活を送るマーケターは、どんなことをしているのかわかりやすい事例を交えながら、すぐに使える「情報の技術」を紹介!
目次
序章 情報の「ゴミ屋敷」ができる理由
第1章 教科書も8割はムダだった!?
第2章 情報の「好き嫌い」を克服する法
第3章 情報を整理整頓する技術
第4章 情報デブを脱して、自分で考え、動く
第5章 アウトプットを習慣化する
著者等紹介
理央周[リオウメグル]
マーケティングアイズ株式会社代表取締役、関西学院大学経営戦略研究科准教授。1962年、名古屋市生まれ。静岡大学人文学部経済学科卒。大手製造業勤務などを経て、インディアナ大学経営大学院にてMBAを取得。アマゾンジャパン、マスターカードなどでマーケティング・マネージャーを務めた後、2010年より現職。マーケティングに特化したコンサルティング、研修、経営講座に携わる。2013年9月より、関西学院大で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アコ
24
様々なメディアを通して大量の情報がもたらされる時代。その8割は不要であると認識し、効率的な情報生活をどう送るのか?が初歩的マーケティング論をまじえて書かれている。『知る情報』は『考える情報』に昇華できなければ意味がない、というのもよくわかるし、アウトプットを意識してインプットを行うこと、情報を頭にインプットする際にはインデックスをつける癖付けなどは真似したい。が、この本も8割は不要では?と思わせる読後。これも計算なのかなーだとしたらすごいかも。そんな著者2冊め。2018/04/30
C-biscuit
22
本屋で気になり手に取る。この本にもあるとおり、最近は情報が溢れており、取捨選択することが重要である。この本によると教科書ですら8割はいらない情報であるということで、情報もパレートの法則に従うようである。ある意味この本も8割はいらないような気もするw。ブログは情報を整理するということでオススメされていたので、読書メーターは良い取り組みであると再認識できた。本の読み方も、つまらない本はすぐにやめるべき、サンクコストや機会費用など改めて感じることもあり、この手の本も定期的に読まないと変な癖に陥りそうである。2017/12/30
けんとまん1007
18
常日頃、感じていることの整理になった。何となく感じていたこと。デジタルとアナログの使い分け。新聞の効用。知識から知恵へ。持っていることで満足する人たち。途中から、ここで書かれている読み方をした。そして、やっぱり、基本に戻る。王道はない。2017/10/28
チャー
9
ネット環境の発達により情報にアクセスしやすくなるとともに、様々な評判や意見、ニュースが押し寄せてくる現代において情報を正しく扱うことの重要性を説いた本。情報は知ることが目的ではなく、効果的に使うために集めるものであり、使い道がイメージできないものは持っていても無駄である。目的に関する大量の情報を得たら自身にとって必要なものを分類整理して、いらないものは捨て、残したものは使う。使う方法は他者へのアウトプットなど具体的な行動に移すこと。場所を取らないだけに、集めることで満足していたらどんどん溜まる一方。2020/12/27
袖崎いたる
6
エフェメラルSNS。SNSの通知を中心にライフスタイルを構築するのではなく、SNSからの通知はオフにすることをデフォルトにして、スキマにそれを処理すること。2018/07/10