出版社内容情報
日本の経営者の多くは、ROIとリスク管理が分かっていない。「やったふり」ではない、正しいリスクの取り方を根本から教える本。
目次
第1章 イントロダクション―3つの基本概念を知らずにリスクは取れない
第2章 リスク管理の本質
第3章 リスクコントロールのSTEP1―リスクの発見
第4章 リスクコントロールのSTEP2―リスクの測定
第5章 リスクコントロールのSTEP3―リスクへの対応
第6章 演習問題
第7章 攻めの経営に転じるためのリスク管理
著者等紹介
吉成英紀[ヨシナリヒデキ]
有限会社吉成コンサルティング代表取締役。慶應義塾大学商学部卒。1987年、アーサーアンダーセン事務所(英和監査法人、現あすざ監査法人)に入所。不良債権に伴う債権査定業務、外資系銀行監査およびコンサルティング業務に従事した後独立。独立後、不良債権査定業務、M&A、業務監査、会計アドバイザリー、金融コンサルティング業務、経営分析等に従事。中央大学経理研究所専門講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masshib
2
リスク管理の真の目的について腹落ちできる。 利益管理とリスク管理は表裏一体。利益管理はできる理由を見つけて実現!維持すること。リスク管理はできない理由を発見して事前に潰すこと。リスク管理の究極の目的は事件事故を起こさないことではなく、リスクに挑むことによってリターンを目指すためにリスク管理能力を高めることが大切。リスク管理の究極の目的は、自らのリスク管理能力を高めリスクに積極的にチャレンジしてリターンを生むことである。 リスク管理にポジティブに挑むリスクカルチャー醸成の重要性が理解できた。2021/06/16
MAKOTO
1
予想以上に目から鱗だった。最初はふわっとした話かなーと思ったら、後半は自社の事故等防止や管理に有用な話がたくさん出てきた。最後はかなり核心に切り込む。胸に刺さった。 リスク管理を前向きに捉えていこうと思える良いきっかけになる本だった。良いです。2021/06/28
ななくろ
1
勤務先のリスク管理担当になりましたので、この本を読みました。リスク管理は後ろ向きの仕事ではなく、リスクに積極的にチャレンジしてリターンを得ることなど目からウロコで、非常に良い本でした。2021/03/20
masshib
1
リスク管理というと保守的に、損をしないためにするものというイメージであるが、本書を読んで大きくイメージが変わった。できない理由を見つけて潰していく、リスクにチャレンジして収益を上げるためにリスク管理をする。リスク管理と収益管理は裏表の関係にある。攻めのリスク管理の重要性が理解できた。再読して身につけていきたい。2019/04/29
違いの分からない男
0
★★★★★2017/09/11