バフェット伝説の投資教室―パートナーへの手紙が教える賢者の哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 451p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532321161
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C3034

出版社内容情報

20代だったバフェットが、仲間たちに送った「投資の通信教育講座」を初公開。驚異的なパフォーマンスの秘密がここにある。若きバフェットがしたためた「伝説の通信教育講座」を初公開!
「オマハの賢人」の原点がここにある!

1956‾1970年、20代だったウォーレン・バフェットが、仲間たちに宛てて書いた33通の手紙がある。
それらの手紙は、まだ無名だった彼が、その独特な投資哲学を理解してもらうため
14年間にわたって書き続けた「通信教育講座」と言えるものだ。

この間、バフェット・パートナーズは年率24%成長という驚異的な好成績を収め、
1968年にはNYダウを50%以上上回った。
こうしてバフェットの名前は世界中に知れわたることとなる。

手紙の存在はバフェット信奉者の間では知られていたものの、
インサイダー向けの情報ということもあり、これまでその内容が明らかにされることはなかった。

本書では、バフェット本人の許可を得て、33通の内容を世界初公開。
証券市場の専門家でもあった著者が、とくに大切なポイントを明らかにしていく。

ジェレミー・ミラー[ジェレミーミラー]
バーチカル・リサーチ・パートナーズ研究員
クレディー・スイス・ファースト・ボストン証券で、ブラックロックやゴールドマン・サックスなど大手の機関投資家向けに営業活動を行う。

渡部 典子[ワタナベノリコ]
翻訳家、ビジネス書ライター
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立。主な翻訳書に『英国式 図解のアイデア』『101デザインメソッド』『リバース・イノベーション』などがある。

内容説明

生涯最高の成果を上げた、若き時代の手法を初公開!

目次

第1部(バフェットの投資教室 開講にあたって;複利運用について考える;インデックス投資―「何もしない」投資戦略;運用実績の評価―市場インデックスと比べてみる;「パートナーシップ」である理由―そのエレガントな構造を解き明かす)
第2部(ジェネラル―銘柄選定3つのタイプ1;ワークアウト―銘柄選定3つのタイプ2;コントロール―銘柄選定3つのタイプ3;デンプスターに飛びこむ―資産転換で企業価値を向上)
第3部(「安全志向」対「慣例主義」;税金;「規模」対「運用実績」;高度成長期の対極的な運用戦略―「ゴーゴー」対「ノーゴー」;有終の美を飾るための知恵)

著者等紹介

ミラー,ジェレミー[ミラー,ジェレミー] [Miller,Jeremy C.]
ニューヨークに拠点を置く主要ミューチュアル・ファンドの投資アナリスト。世界最大規模の投資銀行数社で、営業、リサーチなどさまざまな部門を経験してきた。金融業界の最前線で15年以上にわたり活躍している

渡部典子[ワタナベノリコ]
ビジネス書の翻訳、執筆、編集等に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

11
何年か前に、バフェットがパートナーシップ(今でいう私募ファンド?)のゼネラル・パートナー時代の手紙を読み、そのうちの一つをブログで翻訳記事にしたことがある。現在のバフェット氏の何兆円規模と比べると微々たる額だが、それだけに13年に及ぶファンドマネージャー時代の運用方針は個人投資家にとってより参考になると感じた。いまこうして当時の手紙が書籍化・邦訳され、日本人投資家にも広く目に届く形になったことは素晴らしい。2017/03/21

思索する集団『思索の蒼穹』代表

2
バークシャー・ハサウェイの経営者であり、伝説の投資家としても知られるウォーレンバフェット氏が若かりし日運営していたバフェット・パートナーシップ。 バフェット氏に運営を依頼したパートナーにあてた手紙を読み解きながら、バフェット氏の投資哲学が明かされる。 そこからは『株式投資=会社の経営の一部に携わること』という考え方、パートナーの不利益を最小化させるというバフェット氏の高潔さや真摯な態度がよみとれる。 投資家はもちろん、経営者にも得られるところの多い一冊。2022/10/11

葵堂

2
バフェットのパートナーシップ時代のレターを中心に、当時のバフェットの投資方針や実例などを解説。この時代のバフェットについて詳細に書かれた本はこれまで見たことがないのでおそらくは初の試みかと。ただ翻訳が少々まどろっこしい感じがするので非常に読みにくかった・・・。2018/02/07

Jack Amano

2
世界一の投資家ウォレン・バフェットの初期のバフェット・パートナーシップ時代の投資家向けのレターから、彼の初期の運用哲学を学ぶもの。参考になります。ただ、バフェットの投資法を学ぶのであれば、これに加えて、「株で富を築く バフェットの法則」、「バフェットからの手紙」「伝説の投資家 バフェットの教え」そして「ウォーレン・バフェット伝 スノーボール」を全て読むと良いです。2016/12/09

Shinichiro Sakai

1
過去のバフェットの投資家への手紙(主に1960年代)を中心にバフェットの投資術を体系的に論じた本。時代背景、証券関係の法制度など今の日本に当てはまらない点がある。また図が少ない為解りにくい。「バフェットの銘柄選択術」の方を進めます。2017/07/29

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