コンセプチュアル思考

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コンセプチュアル思考

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532320621
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C3034

出版社内容情報

「問題解決では直観より論理が重要」は大間違い。「直観⇔論理」「主観⇔客観」などを往復しながら本質をつかむ新たな思考法を紹介。問題の本質をつかみとる新たな思考法

◆ハーバード大学教授のロバート・カッツは、マネジャーが必要とするスキルには業務を遂行する上で必要な「テクニカルスキル」、人間関係を管理する「ヒューマンスキル」、それに事柄や問題の本質をとらえる「コンセプチュアルスキル」があるとし、マネジャーとしてのレベルが上がるにつれ、コンセプチュアルスキルの重要性が増してくると指摘した。それから60年、ビジネス環境は当時よりはるかに複雑で不確実性の高いものになった。いまやコンセプチュアルスキルは、マネジャーはおろか、現場担当者レベルにまで要請されている。

◆本書では、周囲で起こっている事柄や状況を構造的・概念的に捉え、問題の本質を見極めるために「論理⇔直観」「抽象⇔具象」「主観⇔客観」「大局⇔分析」「長期⇔短期」のように両極にある視点を自在に往復する思考を、コンセプチュアル思考と定義する。この往復思考により、「本質を見抜く」ことをはじめ、「前提を疑う」「組み合わせを変える」「新たな解決策を作り出す」といったコンセプチュアルな思考活動が可能になる。その結果、問題解決、意思決定、計画構想といったマネジメント行動の質とスピードを高めることができる。

◆本書では、こうした著者オリジナルの枠組みを踏まえ、コンセプチュアル思考を身につけるための方法・トレーニング、さらに具体的な実践方法までを解説する。

第1章 コンセプチュアル思考ができる人とできない人

第2章 コンセプチュアルであるとは

第3章 コンセプチュアルスキルとコンセプチュアル思考

第4章 コンセプチュアル思考のモデル

第5章 コンセプチュアル思考が可能にすること

第6章 大局/分析の思考軸?木も森も見る

第7章 抽象/具象の思考軸?自由に考える

第8章 主観/客観の思考軸?自分の考えで決め、第三者の立場で見直す

第9章 直観/論理の思考軸?論理もひらめきも大切にする

第10章 長期/短期の思考軸?未来と現在を統合する

第11章 コンセプチュアルな行動

第12章 ビーイング・コンセプチュアル

好川 哲人[ヨシカワテツト]
エムアンドティ・コンサルティング代表。株式会社プロジェクトマネジメントオフィス代表。技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立ち上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングを提供している。MBA、技術士(情報部門)。

内容説明

周囲で起こっている事柄や状況を構造的・概念的に捉え、問題の本質を見極めるために「直観←→論理」「抽象←→具象」「主観←→客観」「大局←→分析」「長期←→短期」のように両極にある視点を自在に往復する思考が、コンセプチュアル思考です。この往復思考により、「本質を見抜く」ことをはじめ、「前提を疑う」「組み合わせを変える」「新たな解決策を作り出す」といったコンセプチュアルな思考活動が可能になります。その結果、問題解決、意思決定、計画構想といったマネジメント行動の質とスピードが一段と高まります。

目次

コンセプチュアル思考ができる人とできない人
コンセプチュアルであるとは
コンセプチュアルスキルとコンセプチュアル思考
コンセプチュアル思考のモデル
コンセプチュアル思考が可能にすること
大局/分析の思考軸―木も森も見る
抽象/具象の思考軸―自由に考える
主観/客観の思考軸―自分の考えで決め、第三者の立場で見直す
直観/論理の思考軸―論理もひらめきも大切にする
長期/短期の思考軸―未来と現在を統合する
コンセプチュアルな行動
ビーイング・コンセプチュアル

著者等紹介

好川哲人[ヨシカワテツト]
エムアンドティ・コンサルティング代表。株式会社プロジェクトマネジメントオフィス代表。技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。MBA、技術士(情報部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

13
第4の波=ビーイング・コンセプチュアル 物事を構造的、概念的につかみ、直観的に本質をとらえるコンセプチュアルスキルは、イノベーション、新しい働き方において手助けとなろう。自らの知力も高めておきたい。2017/11/12

たろっくす

1
ロバート・カッツによって提唱されたコンセプチュアルスキルを基にこれから必要とされる思考法について述べられている。優秀な管理者とはどんな人かではなく何ができるかによって判定できるとした。そして本書ではその為に必要なスキルをコンセプチュアルスキルとして①見えないものを把握する②価値を判断する③全体を描く事であるとした。本書内で紹介されている様々な思考法に関する参考文献を読む前の入門書的な位置づけとして良い内容であった。2020/09/25

タツピ

1
内容めっちゃイイのに、おんなじこと何回も書きすぎてウザい。今度整理します

ユミ

1
コンセプチュアルスキルは、1955年にハーバードビジネススクールのロバート・カッツが周囲で起こっている事柄や状況を構造的、概念的にとらえ、事柄や問題の本質を見極めるスキルとして提供したものである。 カッツは優秀な管理者とはどんな人かではなく何ができるかによって判定できるとした 作者はコンセプチャアルスキルであるために必要な条件を ①見えないものを把握する ②価値を判断する ③全体を描く としている。 創造性が高いほど、生産性が高まる。コンセプチュアルスキルを向上させるために日常的なトレーニングをすること。2018/05/24

Tsubasa Kokubu

0
コンセプチュアル思考の基本的な手順や活用例が紹介されている。目先の具体的な問題を抽象化して考えること。また抽象化した内容から具体化すること等。2024/01/11

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